深谷市立桜ケ丘小学校側に店を構える「かずみんち」は、自宅の一角を改装した小さなパン屋さん。店主の石川かずみさん(53)は「自分にしか作れないパンを作りたい」と、天然酵母、国産小麦を使った減塩パンづくりに取り組んでいる。

「お客様が飽きの来ないように」と常に新しいレシピに挑戦し、店頭に並ぶパンは約35種類。これからの季節は、サツマイモや栗を使ったパンが登場する機会が増える。「ごまあん大学イモベーグル」(290円)写真左は、小豆あんと黒ごまあんのコク、大学イモの優しい甘さが『三味一体』となり、互いを引き立て合う。手作り総菜入りのパンも人気が高い。キーマカレーチーズベーグル(290円)写真右は、ひき肉の旨味にチーズの旨味が加わったほどよい辛さのカレーあんを、カレー粉を練りこんだ生地で包むことにより、一体感のある味に仕上げている。

あぁ、週２回の開店日とあって、ついつい買い込んでしまう。