2022/10/28 掲載記事
児童が思いを込めて贈った応援旗を掲げる村岡選手
北京パラリンピックで金メダル3個、銀メダル1個を獲得したアルペンスキーの村岡桃佳選手が21日、「夢をあきらめないで」をテーマに母校の深谷市立川本北小学校(小谷野聖二校長)で講演した。
4歳の時に病気の影響で車いすでの生活となった村岡選手は、友達や先生と楽しく過ごした小学生時代を振り返り、同じ境遇の仲間がいるパラスポーツとの出会いから「歩けない自分をやっと少し認められるようになった」と明かした。
厳しい練習に、パラリンピック出場という夢をあきらめそうになった時もあったが、「応援してくれる人がいて、目標を達成したいと強く思うことでがんばり続けていられる」と力を込めた。
児童たちには、感謝の気持ちを忘れず、言葉や態度に表す大切さを伝え、「まだ夢や目標がわからなくても、自分の好きなことを探し、日常の中から希望を見つけてもらえたらうれしい」とエールを送った。
講演の前には、北京パラの活躍に対する「母校でお祝いの会」があり、1年生から6年生までの担任教諭と支援員がサプライズで登場し、活躍を称える言葉をかけた。村岡選手は、「桃ちゃんと言ってもらって、改めて川本北小に帰ってきたと感じた」と喜んだ。
サッカー選手になることが夢という浅賀友翔君(6年)は、「辛いことがあっても、がんばって乗り越えていきたい」と思いを強くしていた。
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児童が思いを込めて贈った応援旗を掲げる村岡選手
2022/10/28 掲載記事
北京パラリンピックで金メダル3個、銀メダル1個を獲得したアルペンスキーの村岡桃佳選手が21日、「夢をあきらめないで」をテーマに母校の深谷市立川本北小学校(小谷野聖二校長)で講演した。
4歳の時に病気の影響で車いすでの生活となった村岡選手は、友達や先生と楽しく過ごした小学生時代を振り返り、同じ境遇の仲間がいるパラスポーツとの出会いから「歩けない自分をやっと少し認められるようになった」と明かした。
厳しい練習に、パラリンピック出場という夢をあきらめそうになった時もあったが、「応援してくれる人がいて、目標を達成したいと強く思うことでがんばり続けていられる」と力を込めた。
児童たちには、感謝の気持ちを忘れず、言葉や態度に表す大切さを伝え、「まだ夢や目標がわからなくても、自分の好きなことを探し、日常の中から希望を見つけてもらえたらうれしい」とエールを送った。
講演の前には、北京パラの活躍に対する「母校でお祝いの会」があり、1年生から6年生までの担任教諭と支援員がサプライズで登場し、活躍を称える言葉をかけた。村岡選手は、「桃ちゃんと言ってもらって、改めて川本北小に帰ってきたと感じた」と喜んだ。
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