2022/9/23 掲載記事
展示を紹介するチームオレンジらんざんメンバー
嵐山町役場ロビーでは、9月の世界アルツハイマー月間に合わせ、認知症への理解を深め、啓発するためのパネル展を開催している。26日(月)まで。
嵐山町では、「誰もが安心して暮らせるまち」を目指し、認知症の方やその家族の支援体制づくりに取り組んでいる。パネル展もその一環で、認知症や町の取り組みについて紹介している。展示では、認知症に関連した書籍を取り上げ、町立図書館とも連動し、同館でも特集コーナーで展示している。
今回、展示物を製作した「チームオレンジらんざん」は、町が主催した「認知症サポーターステップアップ講座」の修了者により、4月に結成されたボランティアグループ。メンバーらは、講座で学んだことや認知症の家族を介護した体験を踏まえ、分かりやすい内容になるようにと工夫を凝らして展示物を作り上げた。メンバーのひとり、鮫島由利子さんは「6年前に父が、2年前からは母が認知症を発症しました。認知症ってしっかりと向き合わなくてはいけないもの。今回の展示が、認知症の方を支える家族の人たちの役に立てばうれしい」と話した。同じく齋藤寂靜さんは「認知症は遅かれ早かれ通り道だと思う。嵐山では支え合う仕組みができていることを知ってもらいたい」と多くの来場を期待した。
パネル展は8時半から17時15分まで(最終日は12時まで)。
関連リンク
Copyright © saihokuyomiuri.
展示を紹介するチームオレンジらんざんメンバー
2022/9/23 掲載記事
嵐山町役場ロビーでは、9月の世界アルツハイマー月間に合わせ、認知症への理解を深め、啓発するためのパネル展を開催している。26日(月)まで。
嵐山町では、「誰もが安心して暮らせるまち」を目指し、認知症の方やその家族の支援体制づくりに取り組んでいる。パネル展もその一環で、認知症や町の取り組みについて紹介している。展示では、認知症に関連した書籍を取り上げ、町立図書館とも連動し、同館でも特集コーナーで展示している。
今回、展示物を製作した「チームオレンジらんざん」は、町が主催した「認知症サポーターステップアップ講座」の修了者により、4月に結成されたボランティアグループ。メンバーらは、講座で学んだことや認知症の家族を介護した体験を踏まえ、分かりやすい内容になるようにと工夫を凝らして展示物を作り上げた。メンバーのひとり、鮫島由利子さんは「6年前に父が、2年前からは母が認知症を発症しました。認知症ってしっかりと向き合わなくてはいけないもの。今回の展示が、認知症の方を支える家族の人たちの役に立てばうれしい」と話した。同じく齋藤寂靜さんは「認知症は遅かれ早かれ通り道だと思う。嵐山では支え合う仕組みができていることを知ってもらいたい」と多くの来場を期待した。
パネル展は8時半から17時15分まで(最終日は12時まで)。
関連リンク