2022/9/23 掲載記事
くつろいで読書を楽しむ
白を基調とした明るい雰囲気、表紙を向けて本棚に飾られる図鑑、くつろげるソファー――。
深谷市立常盤小学校(柴﨑千穂校長)の図書室は今月14日、ゆったりとくつろげる洗練された空間に生まれ変わった。全国各地を回って学校図書館の改装を手がける児童文学評論家の赤木かん子さんの協力を得て、教職員と保護者らが手作業でリニューアルに取り組んだ。
まずは約1万2000冊の蔵書を全て磨き上げ、赤木さんの目で半数以下に厳選。残りは別室に移した。背表紙には、分類記号に加えてジャンルごとに絵柄を貼り付け、本を選びやすくする工夫を凝らした。
テーブルやいすなどは、別室にあったものをイメージに合うように塗り替えたり、布を貼ったりして活用し、手作りで内装を仕上げた。
柴﨑校長は、「子どもたちに本を好きになってもらいたいという思いで、夏休みなどを利用し、保護者・教職員らと協力しながら改装に取り組んできました。地域と保護者、教職員が一体となってすばらしい図書室になりました」と話す。
オープン当日、図書室を訪れた児童は「すごい」と歓声を上げ、目を丸くして室内を見回した。わくわくとした気持ちをにじませながらお気に入りの本を探し、読書を楽しんでいた。
図書委員会の影山優妃委員長(6年)は、「開放的でカラフルな雰囲気で、本を選ぶのが楽しくなりました。先生や保護者の方が、みんなのために図書室を改装してくれたことがすごくうれしい」と笑顔だった。
天窓から光が注ぐ開放的な室内
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くつろいで読書を楽しむ
2022/9/23 掲載記事
白を基調とした明るい雰囲気、表紙を向けて本棚に飾られる図鑑、くつろげるソファー――。
深谷市立常盤小学校(柴﨑千穂校長)の図書室は今月14日、ゆったりとくつろげる洗練された空間に生まれ変わった。全国各地を回って学校図書館の改装を手がける児童文学評論家の赤木かん子さんの協力を得て、教職員と保護者らが手作業でリニューアルに取り組んだ。
まずは約1万2000冊の蔵書を全て磨き上げ、赤木さんの目で半数以下に厳選。残りは別室に移した。背表紙には、分類記号に加えてジャンルごとに絵柄を貼り付け、本を選びやすくする工夫を凝らした。
テーブルやいすなどは、別室にあったものをイメージに合うように塗り替えたり、布を貼ったりして活用し、手作りで内装を仕上げた。
柴﨑校長は、「子どもたちに本を好きになってもらいたいという思いで、夏休みなどを利用し、保護者・教職員らと協力しながら改装に取り組んできました。地域と保護者、教職員が一体となってすばらしい図書室になりました」と話す。
オープン当日、図書室を訪れた児童は「すごい」と歓声を上げ、目を丸くして室内を見回した。わくわくとした気持ちをにじませながらお気に入りの本を探し、読書を楽しんでいた。
図書委員会の影山優妃委員長(6年)は、「開放的でカラフルな雰囲気で、本を選ぶのが楽しくなりました。先生や保護者の方が、みんなのために図書室を改装してくれたことがすごくうれしい」と笑顔だった。
天窓から光が注ぐ開放的な室内
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