芸術文化に国境なし平和への祈りウクライナへ支援金（本庄市）

2022/9/23 掲載記事

「平和への祈り」を込めたステージ（齋藤バレエスタジオ提供）

本庄市の齋藤バレエスタジオはこのほど、「平和への祈り」を込めてウクライナ大使館へ支援金10万円を送った。8月21日に、バレエスタジオ創立45周年記念・第25回定期発表会を兼ねたチャリティー公演を本庄市民文化会館で開催。支援金は必要経費を除いた収益で、県文化振興基金にも同額を寄付した。

公演では、バレエスタジオの受講生がプロのゲストダンサーと共演し、華麗な舞いを披露。日本文化を紹介する『女人源氏物語「語り」生演奏によるコラボレーション』(睦五朗さん追悼公演、瀬戸内寂聴さん作)の朗読劇もあった。

グランドフィナーレでは、スタジオを主宰する齋藤よう子さんが公演に向けて作った『平和への祈り』というバレエ演目を上演。女性は鳩、男性はオリーブの木と平和の象徴をイメージした純白の衣装を身にまとい美しい舞台を披露した。

齊藤さんは、「共演した３人の男性ゲストダンサーは、ウクライナ・ロシア・ベラルーシの出身で、芸術文化に国境はないという思いを作品に込めました。一日も早くウクライナに平和な日々が訪れることを祈っています」と語った。

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