2022/9/9 掲載記事
弁当を受け取りにきた親子
子どもや高齢者をはじめとする地域の人たちの居場所づくりを目指す「地域食堂 はつらつ」の取り組みが8月31日、長瀞町の下宿地区でスタートした。温かな食事を提供し、コミュニケーションを深める場を設けることで、高齢化など地域の課題解決の一助となることが期待されている。
地域食堂の代表を務めるのは、中畝宏之さん・佳苗さん夫妻。中畝さんが代表を務める天理教野上分教会の境内を活用し、県や県・町社会福祉協議会などの支援を受け町内初となる取り組みを実現させた。夫妻は、「地域の多くが高齢世帯となる中で、何か役立つことはできないかと取り組みを始めました。孤独を感じさせない地域づくりの一助となり、世代間交流の場にしたい。開催は2か月に一度で無理をせず長く続けていきたい」と語る。
当初は、参加者で食卓を囲んでにぎやかな食事会をする予定だったが、コロナ禍の影響でやむを得ず手作り弁当の配布に切り替えた。 食材の準備には、地域の農家や農協、生協、精肉店などからの協力があった。献立は、佳苗さんが幅広い年代に楽しんでもらえるようにと工夫したのり弁当で、地域の人たちや社協の職員らが調理を手伝い141食を準備した。
参加費は、大人200円、高校生以下は無料とし、町を通じて地区外の必要としている人たちにも届けられた。
手作り弁当を受け取った女部田年代さん(86)は、「一人暮らしなので、お弁当を用意してもらえるのは大変ありがたい。若い人とお話しする機会にもなってすごくうれしい」と笑顔だった。
協力して弁当を用意
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弁当を受け取りにきた親子
2022/9/9 掲載記事
子どもや高齢者をはじめとする地域の人たちの居場所づくりを目指す「地域食堂 はつらつ」の取り組みが8月31日、長瀞町の下宿地区でスタートした。温かな食事を提供し、コミュニケーションを深める場を設けることで、高齢化など地域の課題解決の一助となることが期待されている。
地域食堂の代表を務めるのは、中畝宏之さん・佳苗さん夫妻。中畝さんが代表を務める天理教野上分教会の境内を活用し、県や県・町社会福祉協議会などの支援を受け町内初となる取り組みを実現させた。夫妻は、「地域の多くが高齢世帯となる中で、何か役立つことはできないかと取り組みを始めました。孤独を感じさせない地域づくりの一助となり、世代間交流の場にしたい。開催は2か月に一度で無理をせず長く続けていきたい」と語る。
当初は、参加者で食卓を囲んでにぎやかな食事会をする予定だったが、コロナ禍の影響でやむを得ず手作り弁当の配布に切り替えた。 食材の準備には、地域の農家や農協、生協、精肉店などからの協力があった。献立は、佳苗さんが幅広い年代に楽しんでもらえるようにと工夫したのり弁当で、地域の人たちや社協の職員らが調理を手伝い141食を準備した。
参加費は、大人200円、高校生以下は無料とし、町を通じて地区外の必要としている人たちにも届けられた。
手作り弁当を受け取った女部田年代さん(86)は、「一人暮らしなので、お弁当を用意してもらえるのは大変ありがたい。若い人とお話しする機会にもなってすごくうれしい」と笑顔だった。
協力して弁当を用意
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