2022/8/12 掲載記事
モネの「睡蓮の大壁画」を思わせる大作に
本庄市立本庄南小学校(岡村和美校長)の渡り廊下に、全校児童449人が制作した大型のアート作品がお目見えした。作品は、印象派の巨匠クロード・モネ(1840~1926年)の名画「睡蓮」をイメージ。透き通る荷造り用のカラフルなビニールテープを貼った窓ガラスを池に見立て、児童一人一人が着色した薄い紙のスイレンの花と葉を、自分の好きな場所に貼り付けた。
見て感じたことを自由に表現する印象派の絵画を題材に、児童の芸術に対する関心を高め、一人一人の違いのすばらしさに気付かせようと岡村校長が発案した取り組み。オランジュリー美術館(フランス)にあるモネの「睡蓮の大壁画」を思わせる幅約8m、高さ約2.5mの大作で、天気や陽の光の変化とともに表情を変える味わい深い作品になっている。
「美術の力で学校を創る 子どもが輝く」をモットーに学校運営をする岡村校長は、「児童には、一人一人が思い思いに色を塗ることで表現する楽しさを体感し、全校児童が集まって一つの作品になった時、作品は優しさ・力強さ・迫力などそれぞれのステキな個性があふれることに気付いてほしい。優劣をつけるのではなく互いのちがいやよさを認め、自分に自信をもってほしい」と願いを込めた。
仕上がった作品を前に6年生の小林雄來さんは、「芸術は難しいと感じていましたが、イメージを自由に作品にしていいという気付きがありました」。勝間田唯花さんは、「みんな違った色使いに、みんなの性格が表れているようで見ていて楽しい」と笑顔で見入っていた。
個性あふれる睡蓮がずらり
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モネの「睡蓮の大壁画」を思わせる大作に
2022/8/12 掲載記事
本庄市立本庄南小学校(岡村和美校長)の渡り廊下に、全校児童449人が制作した大型のアート作品がお目見えした。作品は、印象派の巨匠クロード・モネ(1840~1926年)の名画「睡蓮」をイメージ。透き通る荷造り用のカラフルなビニールテープを貼った窓ガラスを池に見立て、児童一人一人が着色した薄い紙のスイレンの花と葉を、自分の好きな場所に貼り付けた。
見て感じたことを自由に表現する印象派の絵画を題材に、児童の芸術に対する関心を高め、一人一人の違いのすばらしさに気付かせようと岡村校長が発案した取り組み。オランジュリー美術館(フランス)にあるモネの「睡蓮の大壁画」を思わせる幅約8m、高さ約2.5mの大作で、天気や陽の光の変化とともに表情を変える味わい深い作品になっている。
「美術の力で学校を創る 子どもが輝く」をモットーに学校運営をする岡村校長は、「児童には、一人一人が思い思いに色を塗ることで表現する楽しさを体感し、全校児童が集まって一つの作品になった時、作品は優しさ・力強さ・迫力などそれぞれのステキな個性があふれることに気付いてほしい。優劣をつけるのではなく互いのちがいやよさを認め、自分に自信をもってほしい」と願いを込めた。
仕上がった作品を前に6年生の小林雄來さんは、「芸術は難しいと感じていましたが、イメージを自由に作品にしていいという気付きがありました」。勝間田唯花さんは、「みんな違った色使いに、みんなの性格が表れているようで見ていて楽しい」と笑顔で見入っていた。
個性あふれる睡蓮がずらり
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