夢や目標に向かって
バレエダンサーが体験談語る（東松山市）

子どもたちを前に、力強く講演

2022/6/24 掲載記事

東松山市立松山第一小学校(鈴木寿校長)で８日、バレエダンサーの長澤美絵さん(36)が６年生児童を前に、夢や目標の実現のために必要なことについて講演した。

鳩山町出身の長澤さんは、ウクライナのバレエ団「キーウ・クラシック・バレエ」に所属。ロシアの同国への軍事侵攻で避難帰国しており、現在同市に在住している。講演では、長澤さんの夢に向かって進んできた経験談や、日本とウクライナとの文化や生活環境の違いについて語られた。

長澤さんは夢をかなえるために、「コツコツと努力することと、目の前のことを一生懸命がんばること」を常に心掛けてきた。海外のバレエ団への入団オーディションに、何度も落選するも、夢に突き進んだ。現在所属するキーウ・クラシック・バレエに入団後は、「一番になって踊りたいという強い気持ち」で努力し、同団で最高位のダンサーにまで登りつめた。長澤さんは自身の経験を踏まえ、「自分の気持ちに正直に、『やってみたい』と思ったら後回しにせず、一歩踏み出してみてください」と力強くアドバイスした。講演を聞き、児童代表の荒川唯愛さんは「私も長澤さんみたいに、夢に向かって頑張っていきたい」と感想を述べた。

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• 東松山市立松山第一小学校