2022/4/22 掲載記事
花から花へ花粉付け
上里町立長幡小学校(濵名博昭校長)の4年生が12日、学校近くの体験学習梨園で、この時期恒例の梨の花粉付けを体験した。
同小では、町特産である梨の育成について学ぼうと、梨農家の協力を得て、枝の伐採や収穫など、20年ほど前から体験学習に取り組んでいる。
12日は授粉体験。梨は、同じ品種の花粉を受粉しても実がならないという性質であるため、体験では、「新興」の花粉を、「豊水」に付けていく。子どもたちは先端にポンポンのついた棒を手に、蜜蜂のように、花から花へと花粉を運んだ。齊藤いろはさんは「初めてやったけど、こんなに苦労して花粉付けをするんだなって思いました」と、松永結歌さんは「違う種類の花粉じゃないと実がならないなんて不思議」と感想を述べた。2人とも梨が大好きで、「大きくなるように」と花粉付けに励んだ。
体験学習に協力する梨農家の相川崇樹さんは「子どもたちの働きはばっちりです。去年よりも多く収穫できたら。体験を通して、梨づくりに興味を持って、将来梨農家の道に進んでくれたらうれしい」と期待していた。濵名校長は「地域の応援がないとできない体験で、子どもたちにとって、地元のことを学ぶ、すごく良い学習となりました」と語った。
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花から花へ花粉付け
2022/4/22 掲載記事
上里町立長幡小学校(濵名博昭校長)の4年生が12日、学校近くの体験学習梨園で、この時期恒例の梨の花粉付けを体験した。
同小では、町特産である梨の育成について学ぼうと、梨農家の協力を得て、枝の伐採や収穫など、20年ほど前から体験学習に取り組んでいる。
12日は授粉体験。梨は、同じ品種の花粉を受粉しても実がならないという性質であるため、体験では、「新興」の花粉を、「豊水」に付けていく。子どもたちは先端にポンポンのついた棒を手に、蜜蜂のように、花から花へと花粉を運んだ。齊藤いろはさんは「初めてやったけど、こんなに苦労して花粉付けをするんだなって思いました」と、松永結歌さんは「違う種類の花粉じゃないと実がならないなんて不思議」と感想を述べた。2人とも梨が大好きで、「大きくなるように」と花粉付けに励んだ。
体験学習に協力する梨農家の相川崇樹さんは「子どもたちの働きはばっちりです。去年よりも多く収穫できたら。体験を通して、梨づくりに興味を持って、将来梨農家の道に進んでくれたらうれしい」と期待していた。濵名校長は「地域の応援がないとできない体験で、子どもたちにとって、地元のことを学ぶ、すごく良い学習となりました」と語った。
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