2022/4/8 掲載記事
認知症の人と接する疑似体験
子どもたちに認知症の正しい理解と思いやりの心を育てることを目的とした「認知症サポーター養成講座」が3月18日、児玉保育園で行われた。年長園児が、認知症ケア上級専門士の河田雅子さんと市介護保険課の職員から認知症の人や困っている人と接するための要点を学んだ。
誰もが暮らしやすい地域共生社会づくりを目指す本庄市は、認知症の人や家族を応援するボランティア「認知症サポーター」の養成に力を入れ、市内の幼・保育園児や小・中学生にも知識を深めてもらおうと養成講座を実施している。
幼児に向けた今回の講座では、認知症について「忘れることが多くなってしまう頭の中の病気。一番困っているのは、なってしまった人」と園児に伝えた。認知症や介護を子どもの視点で描いた絵本「ばあばはだいじょうぶ」の読み聞かせ、保育士による寸劇を通じて「間違ったことを言っても怒らない」「いつも笑顔で接する」「家族みんな仲良くし、優しくいたわってあげる」という大切なポイントを伝えた。
講座を受けた金子彩葉ちゃんは、「認知症の人をどうやったら助けてあげられるのかわかった」と理解を深めていた。
認知症が題材の絵本からも理解を深める
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認知症の人と接する疑似体験
2022/4/8 掲載記事
子どもたちに認知症の正しい理解と思いやりの心を育てることを目的とした「認知症サポーター養成講座」が3月18日、児玉保育園で行われた。年長園児が、認知症ケア上級専門士の河田雅子さんと市介護保険課の職員から認知症の人や困っている人と接するための要点を学んだ。
誰もが暮らしやすい地域共生社会づくりを目指す本庄市は、認知症の人や家族を応援するボランティア「認知症サポーター」の養成に力を入れ、市内の幼・保育園児や小・中学生にも知識を深めてもらおうと養成講座を実施している。
幼児に向けた今回の講座では、認知症について「忘れることが多くなってしまう頭の中の病気。一番困っているのは、なってしまった人」と園児に伝えた。認知症や介護を子どもの視点で描いた絵本「ばあばはだいじょうぶ」の読み聞かせ、保育士による寸劇を通じて「間違ったことを言っても怒らない」「いつも笑顔で接する」「家族みんな仲良くし、優しくいたわってあげる」という大切なポイントを伝えた。
講座を受けた金子彩葉ちゃんは、「認知症の人をどうやったら助けてあげられるのかわかった」と理解を深めていた。
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