2022/3/11 掲載記事
表情豊かに昔ばなしを語る
行田市に伝わる民話や伝説を後世に語り継ぐべく活動をしている忍の行田の「昔ばなし」語り部の会は、創立10周年を記念した「忍の行田の昔ばなし」(非売品)を刊行した。
同会は2011年に発足。現在の会員数は100人を超える。民話や伝説を収集し、分かりやすい『昔ばなし』に仕立て直し、定期公演時や学校、公民館などで語り継いできた。語り部伝承者の育成にも力を入れてきた。今回刊行した本には81話が収められ、各話の挿絵は、市内にある県立進修館高校の生徒が描いたイラストが使われている。
この記念本150冊を市に寄贈する式典が2月20日、行田市商工センターで執り行われ、同会の福島伸悦会長から石井直彦行田市長に目録が手渡された。福島会長は「今日を新たなスタートとして精進し、市民の皆様に昔ばなしを語り継いでいきたい」と抱負を語った。記念本は、県内の図書館にも寄贈された。
式典後、同会は来場者を前に公演。語り部が一人ずつステージに登壇すると、それぞれが担当する昔ばなしを披露。身振り手振りを交えながらの情感たっぷりな語り口に、来場者らは引き込まれ、話が終わる毎に大きな拍手を送っていた。
式典の同日に開催された記念本のイラスト展
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表情豊かに昔ばなしを語る
2022/3/11 掲載記事
行田市に伝わる民話や伝説を後世に語り継ぐべく活動をしている忍の行田の「昔ばなし」語り部の会は、創立10周年を記念した「忍の行田の昔ばなし」(非売品)を刊行した。
同会は2011年に発足。現在の会員数は100人を超える。民話や伝説を収集し、分かりやすい『昔ばなし』に仕立て直し、定期公演時や学校、公民館などで語り継いできた。語り部伝承者の育成にも力を入れてきた。今回刊行した本には81話が収められ、各話の挿絵は、市内にある県立進修館高校の生徒が描いたイラストが使われている。
この記念本150冊を市に寄贈する式典が2月20日、行田市商工センターで執り行われ、同会の福島伸悦会長から石井直彦行田市長に目録が手渡された。福島会長は「今日を新たなスタートとして精進し、市民の皆様に昔ばなしを語り継いでいきたい」と抱負を語った。記念本は、県内の図書館にも寄贈された。
式典後、同会は来場者を前に公演。語り部が一人ずつステージに登壇すると、それぞれが担当する昔ばなしを披露。身振り手振りを交えながらの情感たっぷりな語り口に、来場者らは引き込まれ、話が終わる毎に大きな拍手を送っていた。
式典の同日に開催された記念本のイラスト展
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