2022/1/14 掲載記事
熱い語り口で発表
行田市の県立進修館高校(杤原正浩校長)で12月20日、「行田學」発表会が開催された。
同校では2019年から総合的な探求の時間を使い、歴史や文化、産業などを題材に、『行田を学び、プロデュースする』ことを目的とした取り組みを3年間かけて進めてきた。1、2年生時には、地域から招いた各分野の講師の講演を聴くことで、行田について学んだ。2年生の冬からはテーマを決め、調べ学習やフィールドワーク。3年生になると、学んできたことを基に、魅力発信や課題解決に向けた地域活性化案を考えてきた。
今回は3年生の代表が、地域の招待者を前に、(1)歴史・史跡(2)文化・祭り(3)足袋・足袋蔵(4)産業(5)食・グルメ(6)観光──と各テーマについて発表。とうろう流しの参加者を増やす方法や行田在来青大豆のPRの仕方など、それぞれの提案を熱く語った。八幡通りに並ぶ花手水に着目した3人組は、花手水のミニチュアセットを販売することを提案した。グループの一人、柳下優希さんは「花手水はとても奇麗で、人と人を引き付ける魅力があります」と強調。同じく渡辺早紀さんは「小さいサイズなら、家の中でもインテリアとして飾ってもらえる」と考案した。リーダーの福島里菜さんは「3年間行田のことを調べ、提案したので、ぜひ、商品化してほしい」と述べた。
招待者の一人、行田市商工観光課の田島孝代さんは「行田の観光資源を活用していこうと考えていただきありがたい。取り入れるべき意見が多かったです」と提案に興味を持ったようだった。
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熱い語り口で発表
2022/1/14 掲載記事
行田市の県立進修館高校(杤原正浩校長)で12月20日、「行田學」発表会が開催された。
同校では2019年から総合的な探求の時間を使い、歴史や文化、産業などを題材に、『行田を学び、プロデュースする』ことを目的とした取り組みを3年間かけて進めてきた。1、2年生時には、地域から招いた各分野の講師の講演を聴くことで、行田について学んだ。2年生の冬からはテーマを決め、調べ学習やフィールドワーク。3年生になると、学んできたことを基に、魅力発信や課題解決に向けた地域活性化案を考えてきた。
今回は3年生の代表が、地域の招待者を前に、(1)歴史・史跡(2)文化・祭り(3)足袋・足袋蔵(4)産業(5)食・グルメ(6)観光──と各テーマについて発表。とうろう流しの参加者を増やす方法や行田在来青大豆のPRの仕方など、それぞれの提案を熱く語った。八幡通りに並ぶ花手水に着目した3人組は、花手水のミニチュアセットを販売することを提案した。グループの一人、柳下優希さんは「花手水はとても奇麗で、人と人を引き付ける魅力があります」と強調。同じく渡辺早紀さんは「小さいサイズなら、家の中でもインテリアとして飾ってもらえる」と考案した。リーダーの福島里菜さんは「3年間行田のことを調べ、提案したので、ぜひ、商品化してほしい」と述べた。
招待者の一人、行田市商工観光課の田島孝代さんは「行田の観光資源を活用していこうと考えていただきありがたい。取り入れるべき意見が多かったです」と提案に興味を持ったようだった。
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