2021/12/24 掲載記事
北澤さんのアドバイスでブラインドサッカーを体験
本庄市立本庄西小学校(久保田浩史校長)で10日、ブラインドサッカーの体験授業が行われた。参加した4年生は、元サッカー日本代表で日本障がい者サッカー連盟の会長を務める北澤豪さんらから、パラスポーツを通じて思いやりの心やコミュニケーションの大切さを学んだ。
ブラインドサッカーは、4人のフィールドプレーヤーがアイマスクを装着し、音の出るボールを使ってプレーを繰り広げる。晴眼者(視覚に障がいがない人)もしくは弱視者のゴールキーパー、相手ゴール裏でゴールの位置・距離を伝えるコーラーと呼ばれるガイドも配置される。
体験教室では、北澤さんとブラインドサッカーチーム・ソイエ葛飾の増田周平選手がドリブル・パス・シュートを実演し、ブラインドサッカー協会・松尾雄大さんが競技について解説した。その後、児童たちはプレーヤーとコーラーに分かれてシュート練習を体験。「あとちょっと」などの声かけでは、アイマスクをしているプレーヤーにボールの位置が正確に伝わらないことなどを実感した様子だった。
北澤さんは、「(視覚に障がいがある人は)グラウンドだけでなく、まち中にもいると思う。誰もが生活しやすいまちになっていくような発言・行動をしてほしい」と締めくくった。
根岸花衣さんは、「ガイドを信じてシュートをして、ゴールが決まった時はうれしかった。あと何歩とか細かく言ってくれたから、安心して取り組めました」と話した。
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2021/12/24 掲載記事
北澤さんのアドバイスでブラインドサッカーを体験
本庄市立本庄西小学校(久保田浩史校長)で10日、ブラインドサッカーの体験授業が行われた。参加した4年生は、元サッカー日本代表で日本障がい者サッカー連盟の会長を務める北澤豪さんらから、パラスポーツを通じて思いやりの心やコミュニケーションの大切さを学んだ。
ブラインドサッカーは、4人のフィールドプレーヤーがアイマスクを装着し、音の出るボールを使ってプレーを繰り広げる。晴眼者(視覚に障がいがない人)もしくは弱視者のゴールキーパー、相手ゴール裏でゴールの位置・距離を伝えるコーラーと呼ばれるガイドも配置される。
体験教室では、北澤さんとブラインドサッカーチーム・ソイエ葛飾の増田周平選手がドリブル・パス・シュートを実演し、ブラインドサッカー協会・松尾雄大さんが競技について解説した。その後、児童たちはプレーヤーとコーラーに分かれてシュート練習を体験。「あとちょっと」などの声かけでは、アイマスクをしているプレーヤーにボールの位置が正確に伝わらないことなどを実感した様子だった。
北澤さんは、「(視覚に障がいがある人は)グラウンドだけでなく、まち中にもいると思う。誰もが生活しやすいまちになっていくような発言・行動をしてほしい」と締めくくった。
根岸花衣さんは、「ガイドを信じてシュートをして、ゴールが決まった時はうれしかった。あと何歩とか細かく言ってくれたから、安心して取り組めました」と話した。
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