「青天を衝け」メインテーマ高らかに常盤小鼓笛隊紀行ＢＧＭ担当（深谷市）

2021/12/10 掲載記事

収録を終えて佐藤さん（左）、上野さんを囲んで

深谷市立常盤小学校（柴﨑千穂校長）の6年生106人は、鼓笛隊の演奏で大河ドラマ「青天を衝け」の紀行コーナーのBGMを担当した。紀行は、ドラマ本編放送直後にゆかりの地を紹介するコーナーで、5日から児童の演奏曲に切り替わった。

楽曲は、ドラマメインテーマの「常盤小鼓笛隊スペシャルバージョン」で、ドラマの音楽担当で作曲家の佐藤直紀さんに師事する上野友裕さんが編曲を担った。常盤小の鼓笛隊に合わせてリコーダー、鍵盤ハーモニカ、ドラム、アコーディオンなど7種の楽器16パートで構成されている。

児童たちは、NHKによる収録に向け、夏休み期間の個人練習、感染症対策を徹底しながらの全体練習を重ねてきた。収録を前に岩田香凛さんは、「みんなで楽しみながら元気に力強く演奏したい」と話した。

本番の収録は、9月29日に常盤小体育館を会場に行われた。児童は、上野さんの指揮に合わせて堂々と演奏し、迫力の音を奏でた。関口慎之助君は、「練習の成果を全て出せた。120点の出来です」と笑顔を見せた。

会場を訪れた佐藤さんは、「栄一の精神を受け継ぐ子どもたちの演奏によって、深谷の空気感をお伝えできると思います。いきいきとした演奏に感動しました」と語った。

ドラマのメインテーマを奏でる児童

花束を贈られる佐藤さん

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