2021/11/12 掲載記事
滝澤さん(右)の指導で藍染めを体験
県立深谷高校(野本志江校長)は、深谷市内の地理・歴史・産業などを学ぶ「ふかや学」を独自の学校設定科目として今年度から設置。文系の地理・歴史の選択科目として3年生が学んでいる。
「ふかや学」では、市内を地形・産業・観光などの視点で見つめ、生徒からの提案を学習テーマに取り入れた授業も行われる。深谷市出身の実業家・渋沢栄一についても学び、校内で大河ドラマ「青天を衝け」のロケ地で栽培された藍の種をまいて育てた。
10月26日には、埼玉県女流工芸作家協会の滝澤布沙さんを講師に迎え、藍染めの体験授業を行った。生徒たちは、生地を折りたたんだり、糸でくくったりして染料がしみこまない部分を仕込んで模様を付けていく絞り染めの技法で木綿のハンカチを思い思いに染め上げた。滝澤さんは、「ハンカチに夢を込めて、将来への出発点にしてほしい」とエールを送った。
北斗七星が浮かんだ夜空をデザインした宇崎湧飛さんは、「満足の出来に染められました。ふかや学では、深谷について深く知ることができ、自主的に学ぶ機会が良い経験になりました」と話した。
染め上げた作品を手に
関連リンク
Copyright © saihokuyomiuri.
2021/11/12 掲載記事
滝澤さん(右)の指導で藍染めを体験
県立深谷高校(野本志江校長)は、深谷市内の地理・歴史・産業などを学ぶ「ふかや学」を独自の学校設定科目として今年度から設置。文系の地理・歴史の選択科目として3年生が学んでいる。
「ふかや学」では、市内を地形・産業・観光などの視点で見つめ、生徒からの提案を学習テーマに取り入れた授業も行われる。深谷市出身の実業家・渋沢栄一についても学び、校内で大河ドラマ「青天を衝け」のロケ地で栽培された藍の種をまいて育てた。
10月26日には、埼玉県女流工芸作家協会の滝澤布沙さんを講師に迎え、藍染めの体験授業を行った。生徒たちは、生地を折りたたんだり、糸でくくったりして染料がしみこまない部分を仕込んで模様を付けていく絞り染めの技法で木綿のハンカチを思い思いに染め上げた。滝澤さんは、「ハンカチに夢を込めて、将来への出発点にしてほしい」とエールを送った。
北斗七星が浮かんだ夜空をデザインした宇崎湧飛さんは、「満足の出来に染められました。ふかや学では、深谷について深く知ることができ、自主的に学ぶ機会が良い経験になりました」と話した。
染め上げた作品を手に
関連リンク