2021/9/24 掲載記事

日本初の女子プロサッカーWEリーグ開幕
ちふれ埼玉は黒星発進（熊谷市）

広島のゴール前に攻めこむ埼玉（青）

日本初の女子プロサッカーリーグ「WE(ウィー)リーグ」が12日に開幕。熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場をホームスタジアムにしているちふれASエルフェン埼玉は、ホームでサンフレッチェ広島レジーナと対戦した。

試合は序盤に広島がすばやい攻めで立て続けに2ゴールを奪う。広島は後半早々にも、縦パスからのスピードを生かした攻撃で加点。埼玉は敵陣でボールを奪ってシュートに持ち込むなど何度もチャンスを作ったが、ゴールを決めることができず0対3で敗れ、開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。主催者発表によると観客数は1390人。ちふれ埼玉を応援していた青梅市の島田一吹さん(小６)は「負けてしまって残念だったけど、選手たちはかっこよかった。私もサッカーをやっているので、頑張りたいと思った。将来はＷＥリーガーになりたい」と話していた。

WEリーグは全11チームが、ホーム＆アウェーの総当たりで対戦し、順位を決する。ちふれ埼玉の次回のホームゲームは10月2日(土)のマイナビ仙台レディース戦で、14時キックオフの予定となっている。

試合後サポーターにあいさつする埼玉の選手

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