2021/9/10 掲載記事

埼玉パナソニック ワイルドナイツ
新本拠地の熊谷で始動（熊谷市）

練習で汗を流すワイルドナイツの選手たち

来年1月に開幕する国内のプロラグビーリーグ「ジャパンラグビーリーグワン」に参戦する埼玉パナソニック ワイルドナイツが8月30日、熊谷スポーツ文化公園内に新設されたチーム専用グラウンドで練習をスタートさせた。この日はクラブハウスや宿泊施設、屋内運動場など、チームの新拠点となる「さくらオーバルフォート」も報道陣に公開された。

ワイルドナイツは日本代表選手が多く所属し、リーグワンの前身であるトップリーグ最後のシーズンでチャンピオンに輝いている。群馬県太田市からの本拠地移転と新リーグ発足に伴い、チーム名に「埼玉」を入れた。ホームスタジアムとしている熊谷ラグビー場近くに新設された「さくらオーバルフォート」は埼玉県ラグビーフットボール協会が建設、協会がチームに貸与する形となっている。

この日は本拠地移転後初の全体練習で、選手は新しい芝生のグラウンドで１時間半ほど汗を流した。地元熊谷市出身でスタンドオフの山沢拓也選手は「新鮮な気持ちでラグビーができる喜びを感じています。公園に訪れた人が練習風景を見学できるということで気が引き締まる思いです。（前本拠地の）太田、熊谷、埼玉県の方をはじめとした様々な方に応援していただけるチームを目指し、新リーグでもチャンピオンになれるよう頑張りたい」とコメントした。

宿泊施設「熊谷スポーツホテル パークウィング」は一般の利用も可能で、11日（土）にオープン予定。鉄筋の４階建てで、スイート、ツイン、シングルなどの客室をはじめ、レストランや多目的ホール、スパなども備わっている。客室のバルコニーやレストランなどからワイルドナイツの練習を見ることができる。同施設を運営するのは、ホテル・ヘリテイジ（熊谷市）などを手がける㈱ヘリテイジリゾートのグループ会社㈱ヘリテイジ熊谷で、同社の馬場薫平取締役は「ワイルドナイツファンの方はもちろん、公園利用者やビジネスマンなど様々な方にご利用いただきたい。リーズナブルなカプセルルームもありますので、例えば学生さんなどに合宿や試合遠征でご利用いただきたいと思います」と話していた。詳しくは公式ホームページ（https://www.hotel-parkwing.com/）か開業準備室TEL:048-536-1212へ。

練習グラウンドすぐ隣の宿泊施設「KUMAGAYA SPORTS HOTEL PARK WING」

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