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2021/8/27 掲載記事

「埼玉のパラ聖火」県内各所で展示
本庄は塙保己一記念館に(本庄市)

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朝霞から運んだ埼玉の聖火

東京2020パラリンピックの聖火を展示する「聖火ビジット」が19日、本庄市の塙保己一記念館前広場で行われた。

東京パラでは、47都道府県880超の自治体とパラ発祥の地・イギリスのストーク・マンデビルで採火された火を合わせて聖火とし、24日の開会式で聖火台に灯された。

「埼玉のパラリンピック聖火」は、17の市町村で採火された。神川町では、日本武尊(やまとたけるのみこと)が火打石と火鑽金を奉納したことを創始とする武蔵二宮・金鑚神社で火打石と火鑽金で火をおこした。横瀬町では、県内最大級の棚田「寺坂棚田」で灯されたかがり火から採火されるなど各地の特色を生かした方法がとられている。19日に、朝霞市の朝霞中央公園陸上競技場に集められ、東京に運ばれた。集められた聖火は、希望した市町にわけられ、聖火ビジットとして展示された。

本庄市は、江戸時代の盲目の国学者・塙保己一の出身地で、共生社会の推進に力を注いでいることをきっかけに聖火ビジットに参加。塙保己一記念館、併設する児玉総合支所に訪れた人たちへ聖火を紹介し、性別や年齢、障害の有無に関わらず積極的に参加・貢献できる社会の実現にも理解を深めてもらった

市内から訪れた和田彰さんは、「聖火を見て大会が近づいていることを実感しています。地元ゆかりの小久保寛太選手をはじめ、アスリートのみなさんの努力する姿で、東京五輪のような感動を与えてほしい」と期待した。

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聖火ビジットの本庄会場

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2021/8/27 掲載記事

「埼玉のパラ聖火」県内各所で展示
本庄は塙保己一記念館に(本庄市)

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朝霞から運んだ埼玉の聖火

東京2020パラリンピックの聖火を展示する「聖火ビジット」が19日、本庄市の塙保己一記念館前広場で行われた。

東京パラでは、47都道府県880超の自治体とパラ発祥の地・イギリスのストーク・マンデビルで採火された火を合わせて聖火とし、24日の開会式で聖火台に灯された。

「埼玉のパラリンピック聖火」は、17の市町村で採火された。神川町では、日本武尊(やまとたけるのみこと)が火打石と火鑽金を奉納したことを創始とする武蔵二宮・金鑚神社で火打石と火鑽金で火をおこした。横瀬町では、県内最大級の棚田「寺坂棚田」で灯されたかがり火から採火されるなど各地の特色を生かした方法がとられている。19日に、朝霞市の朝霞中央公園陸上競技場に集められ、東京に運ばれた。集められた聖火は、希望した市町にわけられ、聖火ビジットとして展示された。

本庄市は、江戸時代の盲目の国学者・塙保己一の出身地で、共生社会の推進に力を注いでいることをきっかけに聖火ビジットに参加。塙保己一記念館、併設する児玉総合支所に訪れた人たちへ聖火を紹介し、性別や年齢、障害の有無に関わらず積極的に参加・貢献できる社会の実現にも理解を深めてもらった

市内から訪れた和田彰さんは、「聖火を見て大会が近づいていることを実感しています。地元ゆかりの小久保寛太選手をはじめ、アスリートのみなさんの努力する姿で、東京五輪のような感動を与えてほしい」と期待した。

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聖火ビジットの本庄会場

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