2021/8/13 掲載記事

〝ありがとう東小川小〟
惜別と感謝の七夕飾り（小川町

志賀会長(中央)らと七夕飾り

統合のため今年度限りで閉校となる小川町立東小川小学校への惜別と感謝の想いを込めた七夕飾りが、小川町の東小川自治会館に設置されている。

同校は、小川町立小川小学校から分離する形で1983年に開校したが、近年の児童数減少に伴い来年度から小川小学校に統合されることが決まっている。七夕飾りは学校への惜別と感謝の想いを表そうと「第73回小川町七夕まつり」に合わせ地域住民と子ども会が製作。在校生や卒業生、地域住民らが学校での思い出などを書いた短冊を飾りつけた。東小川地区子ども会の志賀祥子会長は「地元の小学校がなくなってしまうのは寂しい。私の子どもも通っていて、たくさんの思い出がある。恐らくこの七夕飾りが児童と地域住民が一緒に行う最後のイベントになるのでは」と話した。

「小川町七夕まつり」は小川町を代表するイベントで、毎年「小川町駅」前の通りを中心に豪華な七夕飾りが飾られ露店などでにぎわうが、今年は新型コロナウイルスの影響で、それぞれ町内各地域で七夕飾りを飾ってもらうという内容で5日から9日まで開催。恒例の花火も中止となった。なお、東小川自治会館の七夕飾りは8月末まで設置する予定とのこと。

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