2021/7/23 掲載記事
出発式を盛り上げた陸船車と第一走者の岩田さん
東京五輪の聖火は、6日から3日間にわたって県内各所を巡った。世界最古の自転車といわれる足踏み式自走4輪車「陸船車」の発明の地・ 本庄市では8日、深谷市までの一部区間を陸船車や自転車で聖火を運んだ。
陸船車は、江戸時代の享保年間に北堀村(現 本庄市北堀)で代々組頭を務めていた庄田門弥が考案した。記録によれば、車体は車輪が 付いた船の形をしていて、中央の四角い箱に駆動装置が入っていたとされている。人力による自走式の乗り物であることから、「機能上、世界最古の自転車」と称されている。
聖火を運んだ陸船車は、まちづくり活動を進めるグループ「本庄まちNET」のメンバー・新井正人さんが中心となって復元された。 聖火リレーの第3区間スタートでお目見えし、第一走者のロービジョンフットサル日本代表・岩田朋之さんが乗り込んでスタートシーンを盛り上げた。
なお、県選出ランナーとして市内の区間を新井さんが自転車で聖火をつないだ。セレモニーには、自転車競技・BMXの世界選 手権・チャレンジカテゴリー女子8歳クラスで優勝経験のある地元小学生・澤田茉奈さん(旭小5年)が登場し、花を添えた。
関連リンク
Copyright © saihokuyomiuri.
2021/7/23 掲載記事
出発式を盛り上げた陸船車と第一走者の岩田さん
東京五輪の聖火は、6日から3日間にわたって県内各所を巡った。世界最古の自転車といわれる足踏み式自走4輪車「陸船車」の発明の地・ 本庄市では8日、深谷市までの一部区間を陸船車や自転車で聖火を運んだ。
陸船車は、江戸時代の享保年間に北堀村(現 本庄市北堀)で代々組頭を務めていた庄田門弥が考案した。記録によれば、車体は車輪が 付いた船の形をしていて、中央の四角い箱に駆動装置が入っていたとされている。人力による自走式の乗り物であることから、「機能上、世界最古の自転車」と称されている。
聖火を運んだ陸船車は、まちづくり活動を進めるグループ「本庄まちNET」のメンバー・新井正人さんが中心となって復元された。 聖火リレーの第3区間スタートでお目見えし、第一走者のロービジョンフットサル日本代表・岩田朋之さんが乗り込んでスタートシーンを盛り上げた。
なお、県選出ランナーとして市内の区間を新井さんが自転車で聖火をつないだ。セレモニーには、自転車競技・BMXの世界選 手権・チャレンジカテゴリー女子8歳クラスで優勝経験のある地元小学生・澤田茉奈さん(旭小5年)が登場し、花を添えた。
関連リンク