2021/7/23 掲載記事

２年ぶりに保護者へ公開
熊女で文化祭（熊谷市）

チアリーディング部の発表

県立熊谷女子高校(浅海純一校長)で10日、11日、文化祭が開催された。

新型コロナウイルスの影響で昨年はほとんどの高校の文化祭が外部公開での開催を断念。今年も各校の動向が注目されるなか、〝熊女〟が埼北エリアの先陣を切って開催。 来場者を保護者のみ(1生徒につき1人)に制限、飲食の販売は持ち帰りだけにするなど、コロナ対策を十分にした上で開催した。当日は生徒や保護者が、各クラスによる飲食の販売や各部活によるステージ発表な どを楽しんだ。

クラスで中東をモチーフにしたカレー店を出した3年生の松崎七海さんは「高校生活最後の文化祭なので開催されて良かった。仲間と協力してお店の装飾やカレーの持ち 帰り販売ができ、良い思い出になりました」と笑顔。母親のえり子さんは「昨年は来場することができなかったので、来場できただけでも良かった。残念ながら娘のお店のカレーは完売してしまって買うことがで きなかったのですが、クラスメイトと頑張っている姿を見ることができて良かったです」と感慨深そうだった。

浅海校長は「もちろん中止も考えたのですが、なんとか開催してほしいという生徒の想いを受け、万全なコロナ対策をした上で開催しました。無事に終えることができ ホッとしていますし、生徒も保護者の方も楽しまれていたようですので、開催して良かったと思っています」と話していた。

書道部のパフォーマンス

関連リンク

• 埼玉県立熊谷女子高校