2021/6/11 掲載記事
栄一翁の肖像画を描いた木下さん
相撲錦絵師・木下大門さんが描いた渋沢栄一翁の肖像画が、「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」(深谷市仲町20-2)のエントランスに展示され、注目を集めている。日本相撲協会公認で力士の錦絵を制作販売する木下さんは、かねてより小島進深谷市長と親交があり、3月に深谷大河ドラマ館を訪れたことをきっかけに作品を制作した。
肖像画は、縦36㎝、横25㎝で、70歳代の着物姿の栄一翁を表現。浮世絵の技法を用いてアクリル絵の具で描かれている。栄一翁の生家が家業としていた藍玉の製造販売が生涯の礎になったと考え、藍の染料を原料にした絵の具を取り寄せて背景を塗り上げた。
5月21日には、深谷市役所で贈呈式が行われ、木下さんが小島市長に作品を手渡した。木下さんは、「何もかも世の中のことを知り尽くしたというような晩年の顔を描きました。参考にした写真は、眼光が鋭く、引き締まった口元のものばかりでしたが、肖像画では少し口元をゆるめて優しい印象にしました。絵をまちおこしに役立ててほしい」と話した。
小島市長は、「深谷市の宝にしたい。(土産品のパッケージなど)民間の利用も推進していきたい」と感謝と期待を寄せた。
作画の情熱を小島市長(左)に語る
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2021/6/11 掲載記事
栄一翁の肖像画を描いた木下さん
相撲錦絵師・木下大門さんが描いた渋沢栄一翁の肖像画が、「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」(深谷市仲町20-2)のエントランスに展示され、注目を集めている。日本相撲協会公認で力士の錦絵を制作販売する木下さんは、かねてより小島進深谷市長と親交があり、3月に深谷大河ドラマ館を訪れたことをきっかけに作品を制作した。
肖像画は、縦36㎝、横25㎝で、70歳代の着物姿の栄一翁を表現。浮世絵の技法を用いてアクリル絵の具で描かれている。栄一翁の生家が家業としていた藍玉の製造販売が生涯の礎になったと考え、藍の染料を原料にした絵の具を取り寄せて背景を塗り上げた。
5月21日には、深谷市役所で贈呈式が行われ、木下さんが小島市長に作品を手渡した。木下さんは、「何もかも世の中のことを知り尽くしたというような晩年の顔を描きました。参考にした写真は、眼光が鋭く、引き締まった口元のものばかりでしたが、肖像画では少し口元をゆるめて優しい印象にしました。絵をまちおこしに役立ててほしい」と話した。
小島市長は、「深谷市の宝にしたい。(土産品のパッケージなど)民間の利用も推進していきたい」と感謝と期待を寄せた。
作画の情熱を小島市長(左)に語る
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