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2021/6/11 掲載記事

郷土かるた場所巡り
町内の歴史学ぶ(滑川町)

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宮島勘左衛門の碑前で小髙さん(左から2人目)の解説に耳を傾ける

滑川町郷土かるたに載っている町内の遺跡や文化財を巡るハイキング「なめがわ郷土かるたの旅」(全4回)が2日、東武東上線つきのわ駅を発着に行われた。

滑川町郷土かるたは1994年、町制施行10周年を記念して作られたもので、当時の町内小中学生が詠んだ46首をかるたにした。2011年には、かるたに詠まれた場所を巡る散策マップも作られた。

ハイキングでは、郷土かるたや散策マップ製作に携わった元同町職員・小髙孝彦さん(83)が案内人を務めた。3回目となる今回は、約6.5㎞の道程。 参加者は、木材を薄く削り、食品などを包装した枇木づくりの創始者・宮島勘左衛門の顕彰碑や、農作物の豊作や悪病退散を願って奉納されるささら獅子舞の伝統が残る月輪神社などを巡った。それぞれのポイントでは、小髙さんによる詳しい解説を聞きながら、参加者は歴史に思いをはせていた。小髙さんは「散策マップは、電車で来る観光客にも参考になるように作りました。苦労したことを思い出します」と当時を振り返った。参加した清水知則さん(65)は「昨年定年するまで仕事ばかりで、町のことは意外と知らないことが多かったが、ゆっくり歩きながら町のことを知ることができて良かった」とにこやかに話した。

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2021/6/11 掲載記事

郷土かるた場所巡り
町内の歴史学ぶ(滑川町)

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宮島勘左衛門の碑前で小髙さん(左から2人目)の解説に耳を傾ける

滑川町郷土かるたに載っている町内の遺跡や文化財を巡るハイキング「なめがわ郷土かるたの旅」(全4回)が2日、東武東上線つきのわ駅を発着に行われた。

滑川町郷土かるたは1994年、町制施行10周年を記念して作られたもので、当時の町内小中学生が詠んだ46首をかるたにした。2011年には、かるたに詠まれた場所を巡る散策マップも作られた。

ハイキングでは、郷土かるたや散策マップ製作に携わった元同町職員・小髙孝彦さん(83)が案内人を務めた。3回目となる今回は、約6.5㎞の道程。 参加者は、木材を薄く削り、食品などを包装した枇木づくりの創始者・宮島勘左衛門の顕彰碑や、農作物の豊作や悪病退散を願って奉納されるささら獅子舞の伝統が残る月輪神社などを巡った。それぞれのポイントでは、小髙さんによる詳しい解説を聞きながら、参加者は歴史に思いをはせていた。小髙さんは「散策マップは、電車で来る観光客にも参考になるように作りました。苦労したことを思い出します」と当時を振り返った。参加した清水知則さん(65)は「昨年定年するまで仕事ばかりで、町のことは意外と知らないことが多かったが、ゆっくり歩きながら町のことを知ることができて良かった」とにこやかに話した。

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