2021/5/28 掲載記事
美里の文化財、美里町の昔ばなしを手にする池田さん
美里町教育委員会は先月から、美里町文化財ガイドブック「美里町の昔ばなし」を、美里町遺跡の森館(美里町木部574)で無料配布している。
美里町の昔ばなしは、1977年4月からの5年間、同町の広報誌で元教諭の柳進さんが担当した連載を、美里町文化財保護審議委員の監修のもと、現代風の言葉遣いに直し、新たに4話を加え、昨年度末に刊行した。冊子は、A5判モノクロ。一話2ページから4ページほどで、46話を収録。町内の伝承や昔の世相を反映した話などが掲載されており、マップも付いている。熊谷市ゆかりの武将・熊谷次郎直実が町内に埋葬されているとされる逸話や、一時町内に平賀源内が住んでいたことなど、興味深い話も多い。冊子の写真を担当した同会の池田匡彦さんは「冊子を手に取り、若い人や新しく美里に移住された方たちが町のことを知るきっかけにしてもらいたい。ご家族や友人と冊子の内容を話題にして、交流を深めてもらえたらうれしい」と期待している。
同館では、同時期に刊行された「美里の文化財」(2014年刊行の改訂版)もセットで配布している。池田さんは「ガイドブックはシリーズ化し、美里の文化財が第1弾、昔ばなしが第2弾で、第3弾は年中行事をテーマにしたものを考えています。今後も2、3年に一冊、刊行していきたい」と意気込んでいた。
冊子について、詳しくは同会TEL:0495-76-0204へ。
関連リンク
Copyright © saihokuyomiuri.
2021/5/28 掲載記事
美里の文化財、美里町の昔ばなしを手にする池田さん
美里町教育委員会は先月から、美里町文化財ガイドブック「美里町の昔ばなし」を、美里町遺跡の森館(美里町木部574)で無料配布している。
美里町の昔ばなしは、1977年4月からの5年間、同町の広報誌で元教諭の柳進さんが担当した連載を、美里町文化財保護審議委員の監修のもと、現代風の言葉遣いに直し、新たに4話を加え、昨年度末に刊行した。冊子は、A5判モノクロ。一話2ページから4ページほどで、46話を収録。町内の伝承や昔の世相を反映した話などが掲載されており、マップも付いている。熊谷市ゆかりの武将・熊谷次郎直実が町内に埋葬されているとされる逸話や、一時町内に平賀源内が住んでいたことなど、興味深い話も多い。冊子の写真を担当した同会の池田匡彦さんは「冊子を手に取り、若い人や新しく美里に移住された方たちが町のことを知るきっかけにしてもらいたい。ご家族や友人と冊子の内容を話題にして、交流を深めてもらえたらうれしい」と期待している。
同館では、同時期に刊行された「美里の文化財」(2014年刊行の改訂版)もセットで配布している。池田さんは「ガイドブックはシリーズ化し、美里の文化財が第1弾、昔ばなしが第2弾で、第3弾は年中行事をテーマにしたものを考えています。今後も2、3年に一冊、刊行していきたい」と意気込んでいた。
冊子について、詳しくは同会TEL:0495-76-0204へ。
関連リンク