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2021/5/28 掲載記事

ほたる生育環境を体感
成長願い 幼虫放流(上里町)

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無事に成虫になることを願って放流

上里町神保原にあるほたるの里で14日、上里町立神保原小学校5年生42人が、ほたるの幼虫約1,000匹を放流した。

ほたるの里は、上里町昭和会ほたるを育てる会が整備・管理するビオトープ(生き物の生息空間)。同会は2008年から毎年同校を訪れ、ほたるの一生や生育環境について授業をしている。同里に子どもたちを招いて、幼虫の放流体験事業もしている。

14日はまず、同会の鈴木光雄さんから、「ヘイケボタルは、水が急な流れだとすめないので、ゆっくりとした流れのビオトープを造りました。放流後、1ヶ月ほどで飛び立ちます」と放流するヘイケボタルや、里について説明があった。説明をしっかり聞いた後、子どもたちは同会会員らが育てたヘイケボタルの幼虫を入れた紙コップを手に、思い思いの場所に放流していった。原悠君は「元気に、楽しく飛んでくれるようにと願って放流しました」と笑顔。ほたるをまだ見たことがないという石井絵理さんは「幼虫から立派な姿になったほたるを、家族で見てみたい」と観賞に訪れるのを楽しみにしていた。授業や放流から学んでほしいことについて、鈴木さんは「ほたるは、陸と水の環境を整備しないと育ちません。ほたるがすめる良い環境が町にあることを知ってもらい、大切にしなきゃいけないと意識してもらいたい」と話した。

今後同会では、6月半ばから7月半ばまで、ほたる観賞ができるように徐々に幼虫を放流し、合わせて約15,000匹を放流していく。

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ほたるについて解説する鈴木さん

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2021/5/28 掲載記事

ほたる生育環境を体感
成長願い 幼虫放流(上里町)

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無事に成虫になることを願って放流

上里町神保原にあるほたるの里で14日、上里町立神保原小学校5年生42人が、ほたるの幼虫約1,000匹を放流した。

ほたるの里は、上里町昭和会ほたるを育てる会が整備・管理するビオトープ(生き物の生息空間)。同会は2008年から毎年同校を訪れ、ほたるの一生や生育環境について授業をしている。同里に子どもたちを招いて、幼虫の放流体験事業もしている。

14日はまず、同会の鈴木光雄さんから、「ヘイケボタルは、水が急な流れだとすめないので、ゆっくりとした流れのビオトープを造りました。放流後、1ヶ月ほどで飛び立ちます」と放流するヘイケボタルや、里について説明があった。説明をしっかり聞いた後、子どもたちは同会会員らが育てたヘイケボタルの幼虫を入れた紙コップを手に、思い思いの場所に放流していった。原悠君は「元気に、楽しく飛んでくれるようにと願って放流しました」と笑顔。ほたるをまだ見たことがないという石井絵理さんは「幼虫から立派な姿になったほたるを、家族で見てみたい」と観賞に訪れるのを楽しみにしていた。授業や放流から学んでほしいことについて、鈴木さんは「ほたるは、陸と水の環境を整備しないと育ちません。ほたるがすめる良い環境が町にあることを知ってもらい、大切にしなきゃいけないと意識してもらいたい」と話した。

今後同会では、6月半ばから7月半ばまで、ほたる観賞ができるように徐々に幼虫を放流し、合わせて約15,000匹を放流していく。

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ほたるについて解説する鈴木さん

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