埼北よみうり新聞

読売新聞購読案内

スポーツ報知新聞

048-599-0333

2021/4/9 掲載記事

袋に腐葉土を詰める

腐葉土とカブトムシの幼虫『里やまのめぐみ』頒布
(東松山市)

東松山市の高坂地区にある松風公園では、地元住民らで組織する丘陵ホタルを守る会が、2012年からホタルの生息環境を整備する活動を続けている。公園内のホタル発生場所の保全や水質を調査し、ホタルが飛び交う時期になると鑑賞会も開いている。

活動の一環で毎年春先になると、コナラやクヌギなどの落ち葉をかき集め、1畳ほどの広さで深さ約90㎝あるコンテナ5箱に詰め込んでいる。落ち葉は1年かけて腐葉土となり、近隣住民にお裾分けしている。

今年も3月27日、腐葉土と、腐葉土に住みついたカブトムシの幼虫を配布する「里やまのめぐみ頒布会」が実施され、次から次へと近隣住民らが訪れた。昨年に続いて腐葉土をもらいに来た喜多村美孝さんは「今年は一か月遅かったので、待ち遠しかった。腐葉土は家庭菜園に使います」と笑顔だった。同会の櫻井行雄会長は「緊急事態宣言があったので一か月延ばしましたが、無事にできて良かった。落ち葉を片付けなければならないし、腐葉土を持って行ってもらえてありがたい。また今年も奇麗なホタルが見られるように頑張りたい」と会員一丸となって落ち葉かきをし、環境保全に努める。

写真:袋に腐葉土を詰める

関連リンク

Copyright © saihokuyomiuri.

埼北よみうり新聞
腐葉土とカブトムシの幼虫
『里やまのめぐみ』頒布(東松山市)

にぎわう店内

2021/4/9 掲載記事

東松山市の高坂地区にある松風公園では、地元住民らで組織する丘陵ホタルを守る会が、2012年からホタルの生息環境を整備する活動を続けている。公園内のホタル発生場所の保全や水質を調査し、ホタルが飛び交う時期になると鑑賞会も開いている。

活動の一環で毎年春先になると、コナラやクヌギなどの落ち葉をかき集め、1畳ほどの広さで深さ約90㎝あるコンテナ5箱に詰め込んでいる。落ち葉は1年かけて腐葉土となり、近隣住民にお裾分けしている。

今年も3月27日、腐葉土と、腐葉土に住みついたカブトムシの幼虫を配布する「里やまのめぐみ頒布会」が実施され、次から次へと近隣住民らが訪れた。昨年に続いて腐葉土をもらいに来た喜多村美孝さんは「今年は一か月遅かったので、待ち遠しかった。腐葉土は家庭菜園に使います」と笑顔だった。同会の櫻井行雄会長は「緊急事態宣言があったので一か月延ばしましたが、無事にできて良かった。落ち葉を片付けなければならないし、腐葉土を持って行ってもらえてありがたい。また今年も奇麗なホタルが見られるように頑張りたい」と会員一丸となって落ち葉かきをし、環境保全に努める。

写真:袋に腐葉土を詰める

関連リンク