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2021/3/12 掲載記事

有志ボランティア

シトラスリボンで呼びかけ
「コロナ禍の差別・偏見をなくそう」(長瀞町)

長瀞町社会福祉協議会は、新型コロナウイルス禍が引き起こす差別や偏見をなくすための呼びかけをする「シトラスリボンプロジェクト」に賛同し、活動を町内に広げている。

シトラスリボンプロジェクトは、新型コロナ感染者や医療従事者が「ただいま」「おかえり」と受け入れられる雰囲気をつくり、暮らしやすい社会を目指す取り組み。愛媛県の大学関係者と有志によって発案され、愛媛特産のかんきつ類にちなんだシトラス色(かんきつをイメージした色)のリボンや専用ロゴを身につけて思いやりの心を表す。リボンが結ぶ3つの輪は、「地域」「家庭」「職場(学校)」を表現している。

長瀞町では、9人のボランティアが手芸用の紙バンドで1,200個のリボンを作り、町内の幼稚園・保育園、小・中学校、高齢者らに配布した。町社協の野口恵子さんは、「ボランティアの方々は、コロナ禍による誹謗中傷だけでなく、いじめや差別のない優しい言葉があふれる町にしたいと思いを込めてくださいました」と話す。

さらに、町内の地域サロンやボランティア団体、小・中学生、介護施設の利用者らが、コロナ禍の早期終息、町民の健康、差別や偏見がなくなり、感染してしまった人が1日でも早く回復することを願って千羽鶴を作成。シトラスカラーを基調とした12色の折り紙で、年始の町内の人口にちなんだ6,883羽を折った。鮮やかなグラデーションカラーにまとめられた7束は、町役場町民ギャラリーに飾られ、4月末まで公開される。

手作りのシトラスリボン

写真1:千羽鶴の贈呈式に出席した大澤タキ江長瀞町長(前列右から3人目)と有志ボランティア

写真2:手作りのシトラスリボン

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埼北よみうり新聞
シトラスリボンで呼びかけ
「コロナ禍の差別・偏見をなくそう」
(長瀞町)

有志ボランティア

2021/3/12 掲載記事

長瀞町社会福祉協議会は、新型コロナウイルス禍が引き起こす差別や偏見をなくすための呼びかけをする「シトラスリボンプロジェクト」に賛同し、活動を町内に広げている。

シトラスリボンプロジェクトは、新型コロナ感染者や医療従事者が「ただいま」「おかえり」と受け入れられる雰囲気をつくり、暮らしやすい社会を目指す取り組み。愛媛県の大学関係者と有志によって発案され、愛媛特産のかんきつ類にちなんだシトラス色(かんきつをイメージした色)のリボンや専用ロゴを身につけて思いやりの心を表す。リボンが結ぶ3つの輪は、「地域」「家庭」「職場(学校)」を表現している。

長瀞町では、9人のボランティアが手芸用の紙バンドで1,200個のリボンを作り、町内の幼稚園・保育園、小・中学校、高齢者らに配布した。町社協の野口恵子さんは、「ボランティアの方々は、コロナ禍による誹謗中傷だけでなく、いじめや差別のない優しい言葉があふれる町にしたいと思いを込めてくださいました」と話す。

さらに、町内の地域サロンやボランティア団体、小・中学生、介護施設の利用者らが、コロナ禍の早期終息、町民の健康、差別や偏見がなくなり、感染してしまった人が1日でも早く回復することを願って千羽鶴を作成。シトラスカラーを基調とした12色の折り紙で、年始の町内の人口にちなんだ6,883羽を折った。鮮やかなグラデーションカラーにまとめられた7束は、町役場町民ギャラリーに飾られ、4月末まで公開される。

手作りのシトラスリボン

写真1:千羽鶴の贈呈式に出席した大澤タキ江長瀞町長(前列右から3人目)と有志ボランティア

写真2:手作りのシトラスリボン

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