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2021/2/12 掲載記事

両神小

両神小と豪州結ぶ オンラインで英会話交流(小鹿野町)

小鹿野町立両神小学校(篠田禎生校長)は1月21日、オーストラリアと学校をオンラインで結び、6年生が現地の人との交流を英会話で楽しんだ。

オンライン交流は、元小学校教諭で町教育委員会の外国語教育アドバイザー・落合知子さんが、今年度から教科化した外国語の授業で、子どもたちが実際に英語を使って思いを伝える場を設定したいと発案し、町内各校で取り組んでいる。

両神小では、英語の授業を担当するオーストラリア出身のALT(外国語指導助手)エヴァン・ボットさんの母親とその家族に協力を依頼し、オンライン会議用のアプリを利用して交流を楽しんだ。児童たちはグループに分かれ、日本の文化や町内の名所を英語で伝えるなど学習の成果を試していた。また、リアルタイムで季節や景色の違いを目の当たりにするなどの異文化理解ができたこともオンライン交流ならではの利点となった。担任の黒田伊知郎教諭は、「ALTの先生と授業でふれあっていますが、日常会話を英語でする機会は少なく、現地の方とやりとりした経験は大変価値のあるものになりました」と話した。

交流で日本文化を伝えた権上侑来さんは、「お正月の風習やお祭りについて紹介しました。緊張したけど英語にますます興味を持ちました」。小鹿野の魅力を伝えた髙橋空愛さん、黒澤慶悟君は、「町内のダリア園や歌舞伎について話をしました。しっかり伝わるように、ゆっくり聞こえやすいようにと心がけました。もっと英語を勉強して将来に役立てたいです」と笑顔だった。

写真:両神地域特産のこんにゃくを英語で説明(両神小提供)

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オンラインで英会話交流(小鹿野町)

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小鹿野町立両神小学校(篠田禎生校長)は1月21日、オーストラリアと学校をオンラインで結び、6年生が現地の人との交流を英会話で楽しんだ。

オンライン交流は、元小学校教諭で町教育委員会の外国語教育アドバイザー・落合知子さんが、今年度から教科化した外国語の授業で、子どもたちが実際に英語を使って思いを伝える場を設定したいと発案し、町内各校で取り組んでいる。

両神小では、英語の授業を担当するオーストラリア出身のALT(外国語指導助手)エヴァン・ボットさんの母親とその家族に協力を依頼し、オンライン会議用のアプリを利用して交流を楽しんだ。児童たちはグループに分かれ、日本の文化や町内の名所を英語で伝えるなど学習の成果を試していた。また、リアルタイムで季節や景色の違いを目の当たりにするなどの異文化理解ができたこともオンライン交流ならではの利点となった。担任の黒田伊知郎教諭は、「ALTの先生と授業でふれあっていますが、日常会話を英語でする機会は少なく、現地の方とやりとりした経験は大変価値のあるものになりました」と話した。

交流で日本文化を伝えた権上侑来さんは、「お正月の風習やお祭りについて紹介しました。緊張したけど英語にますます興味を持ちました」。小鹿野の魅力を伝えた髙橋空愛さん、黒澤慶悟君は、「町内のダリア園や歌舞伎について話をしました。しっかり伝わるように、ゆっくり聞こえやすいようにと心がけました。もっと英語を勉強して将来に役立てたいです」と笑顔だった。

写真:両神地域特産のこんにゃくを英語で説明(両神小提供)

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