2021/2/12 掲載記事
神川町社会福祉協議会では、昨年4月から町内の子どもたちへお弁当などを低額で提供する「お弁当de支援」を月一回実施し、子育て家庭をサポートしている。
この事業は、同会主導で開催されてきた子ども食堂が、新型コロナウイルス禍の影響で一時中断していることから、代替事業として始まった。当初は保護者らのお弁当も合わせて提供していたが、申込数が多くなったことから、現在では3歳から中学生までに対象を絞っている。お弁当は1食100円で提供し、実施は毎月20日前後。100食分程度を用意しているが、受付を開始すると、一日で定員に達してしまうという。コロナ禍で収益の落ち込む事業者支援の目的もあり、用意するお弁当は、町内や近隣事業者に依頼している。また、お弁当を実際に子どもたちが食べることで、町内飲食店を知ってもらう機会にもなっている。
1月20日は、町内4か所で配布。この日はお弁当ではなくおかず2食分を1セットとして150セットを提供。時間になると、次々と申し込み者が訪れ、おかずを受け取っていた。訪れた一人、五木田秀美さんは夫婦共働きで、3人の子を育てている。毎回利用しているという五木田さんは「子どもたちは喜んで食べてくれるし、私も作らなくて良いのですごく助かります。月一回のご褒美みたい」と笑顔を見せた。同会の齋藤彰仁事務局長は「今年度いっぱいはお弁当を提供していきます。その後は情勢を見ながらですが、子ども食堂を復活させ、交流しながら支援ができればと思っています」と話した。
写真:おかずを受け取りながら謝意を示す(就業改善センター)
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2021/2/12 掲載記事
神川町社会福祉協議会では、昨年4月から町内の子どもたちへお弁当などを低額で提供する「お弁当de支援」を月一回実施し、子育て家庭をサポートしている。
この事業は、同会主導で開催されてきた子ども食堂が、新型コロナウイルス禍の影響で一時中断していることから、代替事業として始まった。当初は保護者らのお弁当も合わせて提供していたが、申込数が多くなったことから、現在では3歳から中学生までに対象を絞っている。お弁当は1食100円で提供し、実施は毎月20日前後。100食分程度を用意しているが、受付を開始すると、一日で定員に達してしまうという。コロナ禍で収益の落ち込む事業者支援の目的もあり、用意するお弁当は、町内や近隣事業者に依頼している。また、お弁当を実際に子どもたちが食べることで、町内飲食店を知ってもらう機会にもなっている。
1月20日は、町内4か所で配布。この日はお弁当ではなくおかず2食分を1セットとして150セットを提供。時間になると、次々と申し込み者が訪れ、おかずを受け取っていた。訪れた一人、五木田秀美さんは夫婦共働きで、3人の子を育てている。毎回利用しているという五木田さんは「子どもたちは喜んで食べてくれるし、私も作らなくて良いのですごく助かります。月一回のご褒美みたい」と笑顔を見せた。同会の齋藤彰仁事務局長は「今年度いっぱいはお弁当を提供していきます。その後は情勢を見ながらですが、子ども食堂を復活させ、交流しながら支援ができればと思っています」と話した。
写真:おかずを受け取りながら謝意を示す(就業改善センター)
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