地域交流サロン
戸別訪問で防犯呼びかけ（長瀞町）

2020/12/25 掲載記事

長瀞町社会福祉協議会は、地域の高齢者に戸別訪問で防犯の声かけをする歳末防犯キャンペーン「ストップ！振り込めサギ」に取り組んだ。4日から本日25日まで、町内の地域交流サロンと連携し、特殊詐欺被害防止などを呼びかけてきた。

地域交流サロンは、町内13の地域で組織されているが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ほとんどが活動を休止。今回のキャンペーンは、孤立が心配される高齢者の見守り活動も兼ねて実施された。

初日には、サロン運営者に向けた防犯講座が町保健センターであった。講師の秩父警察署生活安全課・大野邦彦警部補は、今年11月末までに管内で７件の特殊詐欺が発生し、約4,000万円の被害があったことを伝えた。「『お金が必要』というキーワードが出てきたら詐欺だと思ってほしい。あの手この手を使ってだまそうとしてくるので、一人で考え込まずに警察に電話してください」と注意を呼びかけた。

講座後には、すぐに各地域で戸別訪問がスタートした。地域の人たちは、「久しぶりに顔が見られてうれしい」と歓迎し、防犯の呼びかけに耳を傾けていた。中野上地域のサロン・オパールクラブの大澤喜一郎会長は、「地域のきずなと助け合いの気持ちを大切にしながら、防犯を呼びかけていきたい」と話した。

写真1：戸別訪問で特殊詐欺被害防止を呼びかける

写真2：地域交流サロン代表者に向け防犯講習

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