2020/12/11 掲載記事
熊谷市立石原小学校(関根達郎校長)の3年生が3日、同校と熊谷市消防本部中央消防署をオンラインでつなぐ〝バーチャル社会科見学〟の授業を行った。
授業は県の機関である埼玉県立総合教育センター(行田市)による官民連携事業「次世代の学び創造プロジェクト(まなプロ)」の一環。自社の技術や製品を教育現場で活用してもらいたい企業と製品を教育現場で活用したいと考えている学校とを教育センターが橋渡しするというもの。今回はコピー機やプリンターなどを製造しているリコージャパン(株)が提案した「遠隔学習の研究・試行」が採用され、新型コロナで社会科見学ができなかった石原小で実施することとなった。
当日は3年生の全クラス約100人が体育館に集合。リコージャパンから提供された機器を使ってインターネットで学校と消防署をつないだ。体育館に設置された大型スクリーンには、あらかじめ消防署を訪れていた3年生の担任・北村航夏教諭が映し出され、同署職員にインタビューをする形で署の設備や消防士の仕事などが伝えられていった。途中、事前に360度カメラで撮った消防車などの写真や訓練などの動画も交えながら消防の仕事が紹介されていった。関根校長は「コロナでできなかった社会科見学をこういう形で実施することができてよかった。教育の一つの試みとして大変有意義な授業だったと思います。リコージャパンさんと教育センターさんにはとても感謝しています」と話していた。
写真:オンラインでつないだ消防署の様子を大型スクリーンに映す
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2020/12/11 掲載記事
熊谷市立石原小学校(関根達郎校長)の3年生が3日、同校と熊谷市消防本部中央消防署をオンラインでつなぐ〝バーチャル社会科見学〟の授業を行った。
熊谷市立石原小学校(関根達郎校長)の3年生が3日、同校と熊谷市消防本部中央消防署をオンラインでつなぐ〝バーチャル社会科見学〟の授業を行った。
授業は県の機関である埼玉県立総合教育センター(行田市)による官民連携事業「次世代の学び創造プロジェクト(まなプロ)」の一環。自社の技術や製品を教育現場で活用してもらいたい企業と製品を教育現場で活用したいと考えている学校とを教育センターが橋渡しするというもの。今回はコピー機やプリンターなどを製造しているリコージャパン(株)が提案した「遠隔学習の研究・試行」が採用され、新型コロナで社会科見学ができなかった石原小で実施することとなった。
当日は3年生の全クラス約100人が体育館に集合。リコージャパンから提供された機器を使ってインターネットで学校と消防署をつないだ。体育館に設置された大型スクリーンには、あらかじめ消防署を訪れていた3年生の担任・北村航夏教諭が映し出され、同署職員にインタビューをする形で署の設備や消防士の仕事などが伝えられていった。途中、事前に360度カメラで撮った消防車などの写真や訓練などの動画も交えながら消防の仕事が紹介されていった。関根校長は「コロナでできなかった社会科見学をこういう形で実施することができてよかった。教育の一つの試みとして大変有意義な授業だったと思います。リコージャパンさんと教育センターさんにはとても感謝しています」と話していた。
写真:オンラインでつないだ消防署の様子を大型スクリーンに映す
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