2020/11/27 掲載記事
神川町立渡瀬小学校(島田悦子校長)では、児童がアイデアを出し合い、読書の推進に取り組んでいる。
そのひとつが手づくりの紙芝居。読書週間(10月27日から11月9日)に合わせ、複式学級の4、5年生9人が考えた物語のイラストを作成し、読み聞かせを練習するなど、1か月かけて準備した。児童会委員で脚本を考えた赤見きなりさん(4年)は「セリフを考えるのは大変だったけど、みんなにもっと読書をしてほしいと思いながら作りました」と意気込んだ。これまで読書の習慣がなかった同委員の木村文哉君(5年)は、紙芝居を機に「たくさん文字があって読むのは大変だけど、読書を始めてみたい」と照れた表情で話した。
紙芝居は、クラスのマスコットキャラクターが本の魅力を伝え、本大嫌い怪獣を倒す痛快劇。13日、9人は全校児童、職員の前でテンポ良く、抑揚をつけながら披露すると、充実した表情を浮かべていた。
また、同校では、16日から2学期いっぱい、読書スタンプラリーを開催。これは図書委員会が企画したもので、図書委員長の田中柊登君(6年)は「もっとたくさん、いろんな種類の本を読んでもらいたい」と様々なジャンルの本を借りる仕組みを考案。さらに、読んだ本の内容をしっかりと覚えてもらえるように、指定図書は返却時、内容に関するクイズが出題され、正解しないとスタンプが押されないというユニークな取り組みも用意した。
島田校長は「子どもたちが課題を感じて、行動を起こし、形にしていきました。そういった力はすごいと思います」と児童の頑張りに目を細めていた。
写真:紙芝居を堂々と披露
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2020/11/27 掲載記事
神川町立渡瀬小学校(島田悦子校長)では、児童がアイデアを出し合い、読書の推進に取り組んでいる。
そのひとつが手づくりの紙芝居。読書週間(10月27日から11月9日)に合わせ、複式学級の4、5年生9人が考えた物語のイラストを作成し、読み聞かせを練習するなど、1か月かけて準備した。児童会委員で脚本を考えた赤見きなりさん(4年)は「セリフを考えるのは大変だったけど、みんなにもっと読書をしてほしいと思いながら作りました」と意気込んだ。これまで読書の習慣がなかった同委員の木村文哉君(5年)は、紙芝居を機に「たくさん文字があって読むのは大変だけど、読書を始めてみたい」と照れた表情で話した。
紙芝居は、クラスのマスコットキャラクターが本の魅力を伝え、本大嫌い怪獣を倒す痛快劇。13日、9人は全校児童、職員の前でテンポ良く、抑揚をつけながら披露すると、充実した表情を浮かべていた。
また、同校では、16日から2学期いっぱい、読書スタンプラリーを開催。これは図書委員会が企画したもので、図書委員長の田中柊登君(6年)は「もっとたくさん、いろんな種類の本を読んでもらいたい」と様々なジャンルの本を借りる仕組みを考案。さらに、読んだ本の内容をしっかりと覚えてもらえるように、指定図書は返却時、内容に関するクイズが出題され、正解しないとスタンプが押されないというユニークな取り組みも用意した。
島田校長は「子どもたちが課題を感じて、行動を起こし、形にしていきました。そういった力はすごいと思います」と児童の頑張りに目を細めていた。
写真:紙芝居を堂々と披露
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