2020/11/13 掲載記事
東武東上線の新駅「みなみ寄居(ホンダ寄居前)駅」が10月31日、寄居町富田に開業した。東武竹沢駅(小川町)と男衾駅(寄居町)の間に位置し、自動車メーカー・本田技研工業(ホンダ)の埼玉製作所寄居完成車工場(寄居工場)東側に隣接している。東武東上本線としては39番目の駅で、2002年に滑川町に開業した「つきのわ駅」以来18年ぶりの新駅誕生となった。
ホンダは狭山市にある完成車工場を2021年度をめどに閉鎖し、寄居工場に生産機能を集約させることを発表している。従業員や来訪者が増加し沿道の国道254号のさらなる混雑が予想されることなどから東武鉄道側に新駅の設置を請願、建設費をホンダが全額負担することで合意となった。駅名は寄居町の南に位置することから「みなみ寄居」で親しみを込めて平仮名表記に、また寄居工場の利用者が多く見込まれることから副駅名を(ホンダ寄居前)とした。
開業前日の10月30日に行われた式典には東武鉄道、ホンダ、地元自治体の代表者らが出席し、テープカットを行った。ホンダ埼玉製作所の大江健介所長は式典のあいさつで「我々にとって待望の新駅開業。この駅を利用することで国道254号をはじめとした周辺道路の混雑緩和に少しでも寄与できれば」と話した。
写真:駅舎前でテープカット
写真:車両をバックにホームで記念撮影
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2020/11/13 掲載記事
東武東上線の新駅「みなみ寄居(ホンダ寄居前)駅」が10月31日、寄居町富田に開業した。東武竹沢駅(小川町)と男衾駅(寄居町)の間に位置し、自動車メーカー・本田技研工業(ホンダ)の埼玉製作所寄居完成車工場(寄居工場)東側に隣接している。東武東上本線としては39番目の駅で、2002年に滑川町に開業した「つきのわ駅」以来18年ぶりの新駅誕生となった。
ホンダは狭山市にある完成車工場を2021年度をめどに閉鎖し、寄居工場に生産機能を集約させることを発表している。従業員や来訪者が増加し沿道の国道254号のさらなる混雑が予想されることなどから東武鉄道側に新駅の設置を請願、建設費をホンダが全額負担することで合意となった。駅名は寄居町の南に位置することから「みなみ寄居」で親しみを込めて平仮名表記に、また寄居工場の利用者が多く見込まれることから副駅名を(ホンダ寄居前)とした。
開業前日の10月30日に行われた式典には東武鉄道、ホンダ、地元自治体の代表者らが出席し、テープカットを行った。ホンダ埼玉製作所の大江健介所長は式典のあいさつで「我々にとって待望の新駅開業。この駅を利用することで国道254号をはじめとした周辺道路の混雑緩和に少しでも寄与できれば」と話した。
写真:駅舎前でテープカット
写真:車両をバックにホームで記念撮影
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