(手前から時計回り)キタノカオリサブレ(230円)
フィナンシェ(250円)、焙じ茶ブリュレ(440円)
今年2月、妻沼聖天山の参道脇に、おしゃれな洋菓子屋さんが登場した。
ケーキやタルトなど、店頭にずらりと並ぶ商品の中で、地元出身の店主高橋佑弥さん(28)のおすすめは焼き菓子。素材と腕の良し悪しがストレートに出るため、「ごまかしが利かないからこそ挑戦していきたい」と話す。中でも、フィナンシェはしっとりと甘く、バター、蜂蜜、アーモンドの香りが重厚で、長らく余韻が楽しめる。旅好きな高橋さんは、旅先で出合った食材を積極的に取り入れている。そのひとつ、北海道産小麦キタノカオリの全粒粉で作るキタノカオリサブレは、粉の風味が力強い。地元商店とのコラボにも意欲的で、「ほうじ茶専門店・焦がし屋武一」の焙じ茶を使ったブリュレは、上質のミルクティーのような味わいで秀逸だ。
新聞掲載日 2022/4/22
Copyright © saihokuyomiuri.
(手前から時計回り)キタノカオリサブレ(230円)
フィナンシェ(250円)、焙じ茶ブリュレ(440円)
今年2月、妻沼聖天山の参道脇に、おしゃれな洋菓子屋さんが登場した。
ケーキやタルトなど、店頭にずらりと並ぶ商品の中で、地元出身の店主高橋佑弥さん(28)のおすすめは焼き菓子。素材と腕の良し悪しがストレートに出るため、「ごまかしが利かないからこそ挑戦していきたい」と話す。中でも、フィナンシェはしっとりと甘く、バター、蜂蜜、アーモンドの香りが重厚で、長らく余韻が楽しめる。旅好きな高橋さんは、旅先で出合った食材を積極的に取り入れている。そのひとつ、北海道産小麦キタノカオリの全粒粉で作るキタノカオリサブレは、粉の風味が力強い。地元商店とのコラボにも意欲的で、「ほうじ茶専門店・焦がし屋武一」の焙じ茶を使ったブリュレは、上質のミルクティーのような味わいで秀逸だ。
新聞掲載日 2022/04/22