2023/09/22 掲載記事

心身鍛え 世界の舞台に

東京成徳大学深谷高校　パワーリフティング部

スクワット・ベンチプレス・デッドリフトの3種の方法でバーベルを持ち上げ、合計重量を競うパワーリフティング。３年生の石井綺来星前部長(47㎏級)、上田綾音さん(69㎏級)、2年生の黒澤春香部長(63㎏級)の女子部員3人が、ルーマニアで開催されたサブジュニア(14歳～18歳)世界大会に出場し、活躍した。

重いバーベルを持ち上げるには、筋力だけでなく体の使い方と呼吸が重要という。大会では、持てる力を出し切る精神力が試され、減量も必須となる。指導する福田雅貴教諭は、「気力には限界があり、自身と向き合いコツコツとトレーニングを積み重ねる姿勢が大切です。部活から困難を乗り越える力を培ってほしい」と期待する。

現在は、9人の3年生が引退し、2年生6人、1年生12人の新体制になった。黒澤部長は、「結果を残した先輩たちからバトンを受け、部全体の意欲が高まっています。全員が目標を達成できるよう練習に励みます」。世界の舞台を経験し、さらなる飛躍を誓う。