2023/09/08 掲載記事

後輩への指導で成長

熊谷市立三尻中学校　吹奏楽部

クラリネットなどの木管楽器とトランペットなどの金管楽器と打楽器で構成。顧問の奥平夕稀教諭と木村夏乃教諭の指導で、日々練習に励んでいる。

奥平教諭は「毎年ほとんどの1年生が楽器未経験で入部してきます。顧問はもとより、上級生が一から教えるという生徒主体の活動が部の伝統になっています。責任が伴うので、後輩への指導を通して生徒は成長していきます」と話す。先月鴻巣市で開催された吹奏楽コンクール県北部大会では金賞を受賞。「今後も聴いてくださる方に感動を与えられる音楽づくりを目指していきたい」と受賞を喜んだ。

来月、熊谷市内の学校が集う演奏会が熊谷文化創造館さくらめいとで予定されているが、先月のコンクールをもって3年生が引退となったため、新体制になってから初の演奏披露となる。並木彩花部長(2年)と佐藤小春副部長(同)は「たくさんの人が聴きに来ると思うので、しっかり練習して良い演奏をしたい」と意気込んでいる。