2023/05/26 掲載記事

最後の大会 県ベスト８へ挑む

行田市立南河原中学校　サッカー部

部員は現在3年生5人のみ。新体制となった昨秋、忍中、西中との合同チームを組んで新人戦を戦い、地区大会で2位、県大会ではベスト16まで勝ち進んだ。普段の練習は基本となる個人技向上に努め、土曜日になると、忍中、西中と合流し、７月の地区大会へ向け、連係を高める練習に時間を割いている。顧問の松岡俊佑教諭は、チームの課題としてコミュニケーション不足を挙げ、「プレーに対して貪欲に、熱くなってほしい。遠慮しないで思い切りプレーしてほしい」と注文をつける。

今年、新入部員がおらず、今年度での休部が決定した。もう一人の顧問伊藤忍教諭は「良い思い出で終わってほしい。出来る限りのことをしてあげたい」と全力でのサポートを誓った。菅村友樹部長は「後輩にサッカー部の伝統を引き継げないのは残念です。自分にとって大切な存在のチームメイトみんなで努力し、最後の大会で県ベスト８を目指します」と有終の美を飾るため、全力を尽くす。