2025/11/14 掲載記事

賞状を手に受賞を喜ぶ4人のプロジェクトリーダーと宮澤校長
伊奈町立小針北小学校(宮澤好春校長)は、「第35回全国花のまちづくりコンクール」で文部科学大臣賞を受賞した。
小針北小は、町の花・バラを活用した「バラ栽培プロジェクト」を2023年から実施している。県内一の規模を誇る伊奈町制施行記念公園のバラ園から40鉢を譲り受け、校内テラスにバラ園を造った。管理は、公園のバラ栽培ボランティア「伊奈町バラマスターズ」から指導を受け、6年生が担う。
校庭や学校農園の雑草など捨てられてしまうものを活用した堆肥作りを実践し、保護者や地域の協力で持続可能な学習へとつなげている。秋バラの時期には、「小針北小バラまつり」を開催。地域の人たちに感謝を伝えるとともに、摘み取ったバラの花をポプリやキーホルダー、ハーバリウムなどに加工して販売。収益はバラ園の維持費に充て、次学年へと引き継ぐ。
コンクールでは、学校・家庭・地域が一体となった継続的な学習活動として、「花の社会性」を体現している点が高く評価された。受賞の一報を聞いた児童たちは、大きな歓声を上げて喜んだ。
宮澤校長は、「子どもたちの活動を発信する良い機会になりました。高い評価を受け、校内全体で喜びを味わうことができました」と語った。
6年生のプロジェクトリーダーの澤柳杏美花さん、大塚茉穂さん、石黒剣伸君、池淵広喜君は、「活動を認めていただき、誇りに感じています。バラの花が町中に広がるような取り組みにしていきたい」と笑顔だった。
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賞状を手に受賞を喜ぶ4人のプロジェクトリーダーと宮澤校長
2025/11/14 掲載記事
伊奈町立小針北小学校(宮澤好春校長)は、「第35回全国花のまちづくりコンクール」で文部科学大臣賞を受賞した。
小針北小は、町の花・バラを活用した「バラ栽培プロジェクト」を2023年から実施している。県内一の規模を誇る伊奈町制施行記念公園のバラ園から40鉢を譲り受け、校内テラスにバラ園を造った。管理は、公園のバラ栽培ボランティア「伊奈町バラマスターズ」から指導を受け、6年生が担う。
校庭や学校農園の雑草など捨てられてしまうものを活用した堆肥作りを実践し、保護者や地域の協力で持続可能な学習へとつなげている。秋バラの時期には、「小針北小バラまつり」を開催。地域の人たちに感謝を伝えるとともに、摘み取ったバラの花をポプリやキーホルダー、ハーバリウムなどに加工して販売。収益はバラ園の維持費に充て、次学年へと引き継ぐ。
コンクールでは、学校・家庭・地域が一体となった継続的な学習活動として、「花の社会性」を体現している点が高く評価された。受賞の一報を聞いた児童たちは、大きな歓声を上げて喜んだ。
宮澤校長は、「子どもたちの活動を発信する良い機会になりました。高い評価を受け、校内全体で喜びを味わうことができました」と語った。
6年生のプロジェクトリーダーの澤柳杏美花さん、大塚茉穂さん、石黒剣伸君、池淵広喜君は、「活動を認めていただき、誇りに感じています。バラの花が町中に広がるような取り組みにしていきたい」と笑顔だった。