子どもの居場所づくり・子育ての悩み相談
おもちゃ図書館開設 笑顔になれる場所へ
（深谷市）

交流を深める参加親子とスタッフ

2024/11/8 掲載記事

親子で、またはボランティアスタッフと会場に用意されたおもちゃで遊び、気に入ったものを貸し出してくれる「おもちゃ図書館」。子どもたちの居場所づくりや子育て支援、障がい児支援として注目される取り組みで、先月には深谷市上柴町西で「深谷おもちゃ図書館にこ」がオープンした。

運営するのは、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団。自治体の委託など全国各地で児童館や学童保育室、放課後デイサービスの管理・運営を担うなどの子育て支援事業、高齢者・障害者福祉事業などを行っている。ボランティアスタッフの中には、子育て支援に関する業務の経験がある人もいて、訪れる子どもたちや親子連れの憩いの場となることが期待される。

丸山佐知子館長は、「名前の『にこ』は、笑う心を表しています。子育て中の方が親子で、放課後の子どもたちが気軽にふらっと立ち寄って笑顔になれる場所にしたい。子育てに関する困ったことがあればご相談に乗ります」と話した。

毎週金曜開催、参加費無料。午前・午後の2部制で、10時半から正午までが未就学児とその家族、15時から19時まではだれでも利用できる。深谷市上柴町西4-23-8(だんらん上柴内)。
詳しくは同事業団 TEL：080-2359-1585(11時から19時、水・日曜を除く)へ。
おもちゃの寄付も受け付けている。