巨人OB 角さん・清水さん熱い指導
「読売さわやか野球教室」
（行田市）

投球を指導する角さん

2024/5/10 掲載記事

巨人のＯＢ選手が子どもたちに野球を教える「読売さわやか野球教室」(読売新聞東京本社・埼玉県北部読売会主催)が4月29日、行田市総合公園自由広場で開かれた。セットアッパーやストッパーとして活躍した角盈男さんと、強打の外野手としてチームをけん引した清水隆行さんが、行田市内の野球チームに所属する小学生を指導した。

角さんは、「グラブに手を近づけて捕る」「相手の顔をめがけて投げる」などキャッチボールの基本を丁寧に伝えた。投手の子どもたちには、一人ひとりの投球フォームを見てアドバイスを送っていた。

清水さんは、プロの視点でベースランニング・守備・バッティングの重要なポイントを解説した。熊谷市を本拠地とするプロ野球球団・埼玉武蔵ヒートベアーズの長坂拓夢投手と川嶋大夢投手も指導に駆け付け、清水さんがバッティング、長坂投手が投球を披露する場面もあり、子どもたちは歓声を上げてボールの行方を見守った。

清水さんは、「10年したらプロの世界に入ってくれる選手がいることを楽しみにしています。感謝の気持ちを持って目標に向かってがんばってください」。角さんは、「今年は巨人軍創立90周年。優勝します。応援してください」と締めくくった。

北桜ファイターズの島田隆汰君(6年)は、「足が遅くてもベースランニングの技術があれば速く走ることができるという言葉が印象に残りました。一つ先の塁を積極的に狙い、勝利につなげたい」と話した。

ベースランニングを教える清水さん