2024/2/23 掲載記事
もぐもぐチケットを手にする馬場さん
越生町の理美容師・馬場秀次さんは、子どもに無償で食事を提供する取り組みを行っている一般社団法人もぐもぐチケットのメンバー。現在、取り組みの周知と加盟飲食店の募集活動に奮闘している。
馬場さんは父親が営む越生町内の理髪店で働いている。コロナ禍で子どもたちのイベントが次々に中止になっていた一昨年の12月、理髪店の100周年記念と銘打ったクリスマスイベントを開催し、ホールケーキを子どもたちにプレゼントした。子どもたちがうれしそうにケーキを食べる姿を見て、様々な理由で満足に食事ができない子どもにお腹いっぱいご飯を食べさせたいと思うようになった。そして、奈良県や沖縄県の飲食店が行っている〝未来チケット〟という取り組みからヒントを得て、1枚500円の食事券で子どもの食事をサポートする〝もぐもぐチケット〟を考案した。誰もが参加できるシステムで、取り組みに賛同した人は加盟飲食店でチケットを購入、ホワイトボードに貼り付け、子どもたちがそのチケットを利用する。2人の小学生の子どもを持つ馬場さんは、「満足に食事ができない子どもが10人に1人の割合でいるという現状を知り、心が痛みました。手の届く範囲で目に見える形での支援をと思い、もぐもぐチケットを始めました」と話す。
昨年11月、仲間とともに一般社団法人もぐもぐチケットを結成。現在、取り組みの周知や加盟飲食店を募る活動に奮闘している。「飲食店様に負担がかからないよう、ポスターやチケット、ホワイトボードなどの備品は我々で負担します。地域も限定していません。ぜひ取り組みに賛同いただける飲食店様はご協力をお願いします」と話している。加盟の申し込みや問い合わせはインスタグラムのダイレクトメールで。
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もぐもぐチケットを手にする馬場さん
2024/2/23 掲載記事
越生町の理美容師・馬場秀次さんは、子どもに無償で食事を提供する取り組みを行っている一般社団法人もぐもぐチケットのメンバー。現在、取り組みの周知と加盟飲食店の募集活動に奮闘している。
馬場さんは父親が営む越生町内の理髪店で働いている。コロナ禍で子どもたちのイベントが次々に中止になっていた一昨年の12月、理髪店の100周年記念と銘打ったクリスマスイベントを開催し、ホールケーキを子どもたちにプレゼントした。子どもたちがうれしそうにケーキを食べる姿を見て、様々な理由で満足に食事ができない子どもにお腹いっぱいご飯を食べさせたいと思うようになった。そして、奈良県や沖縄県の飲食店が行っている〝未来チケット〟という取り組みからヒントを得て、1枚500円の食事券で子どもの食事をサポートする〝もぐもぐチケット〟を考案した。誰もが参加できるシステムで、取り組みに賛同した人は加盟飲食店でチケットを購入、ホワイトボードに貼り付け、子どもたちがそのチケットを利用する。2人の小学生の子どもを持つ馬場さんは、「満足に食事ができない子どもが10人に1人の割合でいるという現状を知り、心が痛みました。手の届く範囲で目に見える形での支援をと思い、もぐもぐチケットを始めました」と話す。
昨年11月、仲間とともに一般社団法人もぐもぐチケットを結成。現在、取り組みの周知や加盟飲食店を募る活動に奮闘している。「飲食店様に負担がかからないよう、ポスターやチケット、ホワイトボードなどの備品は我々で負担します。地域も限定していません。ぜひ取り組みに賛同いただける飲食店様はご協力をお願いします」と話している。加盟の申し込みや問い合わせはインスタグラムのダイレクトメールで。
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