2024/1/26 掲載記事
クロコうなぎを放流
上里町の新たな名産と期待される養殖うなぎを水槽に放流する池入れ式が16日、上里うなぎ養殖場・上里ハルクで催された。
上里町は昨年5月、当時さいたま市にあった平沼水産株式会社と包括連携協定を締結。町産うなぎを全国出荷する取り組みをスタートさせた。同社は昨年末、豊富な地下水の利用が見込める酒蔵跡地に養殖施設を完成させると、本社機能も同町へと移転させ、町のサポートを受けながら、二人三脚で事業を進めている。
池入れ式では、山下博一町長ら地元関係者と上里町立賀美小学校の5、6年生を招待。まずは研修室でうなぎの生態などについて説明した後、子どもたちの前で実際にうなぎをさばいてみせた。養殖エリアに場所を移すと、子どもらの手によって、500尾のクロコうなぎ(稚魚のシラスうなぎから成長して黒く変色したもの)を大型の水槽へと放流していった。飯島美結さん(6年)は「うなぎが泳いでいる姿を初めて見られて良かった。自分の住んでいる町が、うなぎで有名になったらうれしい」と笑顔を見せた。山下町長は「池入れ式が終わり、ここからが本当のスタート。ぜひ、今年の土用の丑の日に間に合わせてほしい」とうなぎの需要が高まる丑の日の出荷へと期待を寄せていた。
上里ハルクでは今後、年間9万尾の出荷を見込み、「彩の国上里侍うなぎ」のブランド名で流通させていく。平沼水産の平沼貴之代表取締役社長は「上里は良いところで、町の方々からの応援も感じます。今日は地元のみなさんの笑顔が見られて良かった。あとは土用の丑の日に間に合うように、しっかりとうまいうなぎを育てていきたい」と意気込んでいた。
うなぎをさばく様子を見学
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クロコうなぎを放流
2024/1/26 掲載記事
上里町の新たな名産と期待される養殖うなぎを水槽に放流する池入れ式が16日、上里うなぎ養殖場・上里ハルクで催された。
上里町は昨年5月、当時さいたま市にあった平沼水産株式会社と包括連携協定を締結。町産うなぎを全国出荷する取り組みをスタートさせた。同社は昨年末、豊富な地下水の利用が見込める酒蔵跡地に養殖施設を完成させると、本社機能も同町へと移転させ、町のサポートを受けながら、二人三脚で事業を進めている。
池入れ式では、山下博一町長ら地元関係者と上里町立賀美小学校の5、6年生を招待。まずは研修室でうなぎの生態などについて説明した後、子どもたちの前で実際にうなぎをさばいてみせた。養殖エリアに場所を移すと、子どもらの手によって、500尾のクロコうなぎ(稚魚のシラスうなぎから成長して黒く変色したもの)を大型の水槽へと放流していった。飯島美結さん(6年)は「うなぎが泳いでいる姿を初めて見られて良かった。自分の住んでいる町が、うなぎで有名になったらうれしい」と笑顔を見せた。山下町長は「池入れ式が終わり、ここからが本当のスタート。ぜひ、今年の土用の丑の日に間に合わせてほしい」とうなぎの需要が高まる丑の日の出荷へと期待を寄せていた。
上里ハルクでは今後、年間9万尾の出荷を見込み、「彩の国上里侍うなぎ」のブランド名で流通させていく。平沼水産の平沼貴之代表取締役社長は「上里は良いところで、町の方々からの応援も感じます。今日は地元のみなさんの笑顔が見られて良かった。あとは土用の丑の日に間に合うように、しっかりとうまいうなぎを育てていきたい」と意気込んでいた。
うなぎをさばく様子を見学
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