2023/12/8 掲載記事
本庄早稲田の杜ミュージアムに展示中の作品
本庄市は、世界中の子どもたちが描いた絵をつなぎ合わせて、「世界一大きな絵」を作るプロジェクトに参加した。市内の公立小中学校から有志約80人が、世界一大きな絵の一部となる縦横5mの布に絵を描いた。作品は本庄早稲田の杜ミュージアムに、10日(日)まで展示される予定。
プロジェクトは、NPO法人アース・アイデンティティープロジェクツ(東京都)が主催し、子どもたちの世界的な視野を育み、地球の平和と環境を守る機運を高めていこうという取り組みとなっている。「世界一大きな絵」に縫い合わせた作品は、五輪・パラリンピックが開催される来夏にフランスで披露される。その後は、被爆した広島県の本川小学校平和資料館に納め、未来へとつなぐという。
「笑顔で世界を平和に」をテーマにした本庄市の作品は、フランス国旗のカラーを下地に、エッフェル塔に重なる市のマスコットキャラクター・はにぽんとハートが大きく描かれている。
元中学校美術教諭の本庄南小学校・岡村和美校長が下絵と制作指導を担い、10月29日に児玉地区(金屋小学校)、11月12日に本庄地区(中央小学校)で作画が実施された。小学生は、下絵に色塗りをした後に、思い思いの絵を楽しそうに描いていた。中学生は美術部員が参加し、「HONJO CITY」のロゴなどのデザインに取り組み、大作を完成させた。
岡村校長は、「みんなで楽しく好きな絵を描いて、見る人を笑顔にしましょうと呼びかけました。子どもたちの豊かな感性と創造力に驚きました。この貴重な体験を将来の自信につなげてほしい」と語った。
作画に取り組む子どもたち(本庄市提供)
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本庄早稲田の杜ミュージアムに展示中の作品
2023/12/8掲載記事
本庄市は、世界中の子どもたちが描いた絵をつなぎ合わせて、「世界一大きな絵」を作るプロジェクトに参加した。市内の公立小中学校から有志約80人が、世界一大きな絵の一部となる縦横5mの布に絵を描いた。作品は本庄早稲田の杜ミュージアムに、10日(日)まで展示される予定。
プロジェクトは、NPO法人アース・アイデンティティープロジェクツ(東京都)が主催し、子どもたちの世界的な視野を育み、地球の平和と環境を守る機運を高めていこうという取り組みとなっている。「世界一大きな絵」に縫い合わせた作品は、五輪・パラリンピックが開催される来夏にフランスで披露される。その後は、被爆した広島県の本川小学校平和資料館に納め、未来へとつなぐという。
「笑顔で世界を平和に」をテーマにした本庄市の作品は、フランス国旗のカラーを下地に、エッフェル塔に重なる市のマスコットキャラクター・はにぽんとハートが大きく描かれている。
元中学校美術教諭の本庄南小学校・岡村和美校長が下絵と制作指導を担い、10月29日に児玉地区(金屋小学校)、11月12日に本庄地区(中央小学校)で作画が実施された。小学生は、下絵に色塗りをした後に、思い思いの絵を楽しそうに描いていた。中学生は美術部員が参加し、「HONJO CITY」のロゴなどのデザインに取り組み、大作を完成させた。
岡村校長は、「みんなで楽しく好きな絵を描いて、見る人を笑顔にしましょうと呼びかけました。子どもたちの豊かな感性と創造力に驚きました。この貴重な体験を将来の自信につなげてほしい」と語った。
作画に取り組む子どもたち(本庄市提供)