埼北よみうり新聞

読売新聞購読案内

スポーツ報知新聞

048-599-0333

2023/11/24 掲載記事

#

生徒の質問に真剣に答える山沢拓也選手(左)と京平選手

ワイルドナイツ・山沢兄弟
母校で講演 夢の実現にエール
(深谷市)

県立深谷高校(野本志江校長)は15日、埼玉パナソニックワイルドナイツに所属するOBの山沢拓也選手・京平選手兄弟を招き、創立50周年を記念する講演会を開いた。両選手は、「『夢の実現』に挑み続けること」を主題に、トップアスリートの目線から目標達成に向けた心がけを生徒に伝えた。

3兄弟の次男・拓也選手と三男・京平選手はともに、小学生の頃はサッカーに打ち込み、兄の影響で熊谷東中時代にサッカーと平行してラグビーを始めた。深谷高に進学するとラグビーに専念。拓也選手は、高校3年生で全日本に選出され、筑波大学4年次にワイルドナイツに加入した。京平選手は、明治大学に進学し、世代別日本代表に選出され、卒業後には兄と同じくワイルドナイツに入った。両選手ともに、チームの司令塔となるスタンドオフを主戦場とし、チーム内でポジション争いを繰り広げている。

講演会では、ワイルドナイツの広報担当で深谷高OBの酒井教全さんが進行役となり、同じくOBでラグビー部顧問の山田久郎教諭と小島悠輔教諭も加わり、両選手の足跡と心の内を引き出していった。生徒の「やる気が起きない時はどうしたらいいか」の質問に、「気負いしないでとにかく動く」など多くの質問に気さくに答え、高校生活を充実させるヒントを伝授した。

夢を実現させることについて拓也選手は、「明確な目標を持っている方は多くないと思います。自分のやれることを一つ一つ納得いくまで取り組むことで色々な可能性が広がっていきます。目の前のことを一生懸命がんばってください」と語った。最後に京平選手は、「高校生活の3年間は大切なもの。当時の仲間との関係はずっと続いています。勉強はもちろん遊びも部活も思い切りやって楽しんでほしい」とエールを送った。

山沢選手に憧れて深谷高に進学したというラグビー部・馬場健太前部長(3年)は、「進学してラグビーを続けるのを前に、大切なことが学べました。がんばって大きく成長したい」と話した。

#

プロ選手のパスを体験

Copyright © saihokuyomiuri.

埼北よみうり新聞
ワイルドナイツ・山沢兄弟
母校で講演 夢の実現にエール
(深谷市)

#

生徒の質問に真剣に答える山沢拓也選手(左)と京平選手

2023/11/24掲載記事

県立深谷高校(野本志江校長)は15日、埼玉パナソニックワイルドナイツに所属するOBの山沢拓也選手・京平選手兄弟を招き、創立50周年を記念する講演会を開いた。両選手は、「『夢の実現』に挑み続けること」を主題に、トップアスリートの目線から目標達成に向けた心がけを生徒に伝えた。

3兄弟の次男・拓也選手と三男・京平選手はともに、小学生の頃はサッカーに打ち込み、兄の影響で熊谷東中時代にサッカーと平行してラグビーを始めた。深谷高に進学するとラグビーに専念。拓也選手は、高校3年生で全日本に選出され、筑波大学4年次にワイルドナイツに加入した。京平選手は、明治大学に進学し、世代別日本代表に選出され、卒業後には兄と同じくワイルドナイツに入った。両選手ともに、チームの司令塔となるスタンドオフを主戦場とし、チーム内でポジション争いを繰り広げている。

講演会では、ワイルドナイツの広報担当で深谷高OBの酒井教全さんが進行役となり、同じくOBでラグビー部顧問の山田久郎教諭と小島悠輔教諭も加わり、両選手の足跡と心の内を引き出していった。生徒の「やる気が起きない時はどうしたらいいか」の質問に、「気負いしないでとにかく動く」など多くの質問に気さくに答え、高校生活を充実させるヒントを伝授した。

夢を実現させることについて拓也選手は、「明確な目標を持っている方は多くないと思います。自分のやれることを一つ一つ納得いくまで取り組むことで色々な可能性が広がっていきます。目の前のことを一生懸命がんばってください」と語った。最後に京平選手は、「高校生活の3年間は大切なもの。当時の仲間との関係はずっと続いています。勉強はもちろん遊びも部活も思い切りやって楽しんでほしい」とエールを送った。

山沢選手に憧れて深谷高に進学したというラグビー部・馬場健太前部長(3年)は、「進学してラグビーを続けるのを前に、大切なことが学べました。がんばって大きく成長したい」と話した。

#

プロ選手のパスを体験