2023/9/22 掲載記事
最優秀賞のチャンさん
熊谷市および近隣に在住・在勤・在学の外国人による日本語スピーチコンテストが10日、熊谷市立文化センター文化会館で開催された。
コンテストは、外国人に対する理解を深め国際間の友好を図ることなどを目的に、熊谷市国際交流協会(松本邦義会長)が発足当初の1993年から行っている。この日は、8か国(インドネシア、中国、台湾、オーストラリア、ミャンマー、インド、ネパール、ベトナム)の18人が、持ち時間5分で日本での経験や自国との文化の違いなどをテーマに日本語で発表した。最優秀賞に輝いたのは、ベトナム出身で西武文理大学(狭山市)3年のロー・テイ・クイン・チャンさん。「ニゲる」をテーマに、冒頭で「みなさんは嫌なことから逃げたことがありますか?」と問いかけた。逃げることは良くないことと思う人が多いかもしれないとした上で、仕事などでどうしても辛い時は勇気を出して逃げてくださいと訴えた。自身も2年前に環境が合わず辛い思いをして仕事を辞めたが、別の仕事についた今では毎日楽しく過ごしていることを伝え、「みなさん〝好きなことをやる、やっていることが好き〟になってください」と締めくくった。表彰式後のインタビューでは「自分が最優秀賞だなんて信じられない。今日は様々な国の人と交流ができ、貴重な経験になった。ありがとうございました」と話した。
コンテストの模様は同協会の公式ユーチューブチャンネルにアップされる予定になっている。
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最優秀賞のチャンさん
2023/9/22掲載記事
熊谷市および近隣に在住・在勤・在学の外国人による日本語スピーチコンテストが10日、熊谷市立文化センター文化会館で開催された。
コンテストは、外国人に対する理解を深め国際間の友好を図ることなどを目的に、熊谷市国際交流協会(松本邦義会長)が発足当初の1993年から行っている。この日は、8か国(インドネシア、中国、台湾、オーストラリア、ミャンマー、インド、ネパール、ベトナム)の18人が、持ち時間5分で日本での経験や自国との文化の違いなどをテーマに日本語で発表した。最優秀賞に輝いたのは、ベトナム出身で西武文理大学(狭山市)3年のロー・テイ・クイン・チャンさん。「ニゲる」をテーマに、冒頭で「みなさんは嫌なことから逃げたことがありますか?」と問いかけた。逃げることは良くないことと思う人が多いかもしれないとした上で、仕事などでどうしても辛い時は勇気を出して逃げてくださいと訴えた。自身も2年前に環境が合わず辛い思いをして仕事を辞めたが、別の仕事についた今では毎日楽しく過ごしていることを伝え、「みなさん〝好きなことをやる、やっていることが好き〟になってください」と締めくくった。表彰式後のインタビューでは「自分が最優秀賞だなんて信じられない。今日は様々な国の人と交流ができ、貴重な経験になった。ありがとうございました」と話した。
コンテストの模様は同協会の公式ユーチューブチャンネルにアップされる予定になっている。