成徳深谷高サッカー部地域に恩返し
ジュニアチーム招いて大会
（深谷市）

暑さに負けず熱戦

2023/8/25掲載記事

東京成徳深谷高校(石川薫校長)サッカー部は13日、ジュニアサッカー大会「成徳チャレンジカップ2023」を仙元山公園陸上競技場・多目的広場で開催した。深谷市内外から34のジュニアサッカーチームが参加し、熱戦を繰り広げた。

成徳深谷高サッカー部は、冬の全国高校サッカー選手権大会への出場を目指す強豪。昨年度の県予選は決勝戦へと進出し、あと一歩と迫った。

成徳チャレンジカップは、学生同士の世代を超えた交流を通して地域の活性化を図り、部員たちに人とのつながりの大切さを考えるきっかけにしてもらおうと2015年に始まった。コロナ禍の休止を経て4年ぶり6回目の開催となった。

運営と審判は、部員・0B・指導者が一丸となって担い、小学生時代に所属したチームの参加があった部員にとっては、恩返しの機会となった。同部の佐々木凱星さん(３年)は、「小学生にとって良い経験になったらうれしい。将来は成徳深谷高のサッカー部に入ってほしい」と期待した。

今大会は、参加チームを8グループに分けてのリーグ戦、各リーグ上位2チームによるトーナメント戦で順位を競った。約400人のジュニア選手がエントリーし、真夏の暑さに負けず青々とした芝のグラウンドを駆け回っていた。

同部・為谷洋介監督は、「少年時代に、サッカーに打ち込んだことを生かして、立派な大人になっていくことを期待しています」とエールを送った。結果は次の通り。

優勝/プライドＦＣ(さいたま市)、準優勝/HFCスポーツ少年団(深谷市)、３位/上尾NEOフットボールクラブ(上尾市)、４位/鴻巣ラフォージャFC(鴻巣市)

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