2023/7/14 掲載記事
カブトムシのプレゼントで園児と交流
皆野町立三沢小学校(𠮷田浩校長)は22日(土)、23日(日)、校内で児童らが飼育したカブトムシを道の駅みなので販売する。児童にとって身近な昆虫を教材とし、地域学習や地域交流、社会体験へとつなげている。
カブトムシの飼育は、学校運営協議会・野澤博美会長の発案で始まった。子どもたちに、自然豊かな地域風土をより深く知ってもらいたいと願い、畑などにいるカブトムシの幼虫を農家から譲ってもらい数を増やしてきた。
飼育施設は、校内の鳥の飼育小屋跡を活用。3、4年生が中心となり、学校運営協議会の協力で世話をし、観察などの学習に役立てている。
カブトムシがさなぎになる直前の5月から6月にかけては、近隣地域の幼稚園・保育園の園児に幼虫をプレゼントしている。
6月5日には、秩父市の山田幼稚園の年長園児が学校を訪れ、児童に手伝ってもらいながらペットボトルを再利用して作った飼育ケースに土を入れ、幼虫を受け取っていた。腰塚美玲さん(3年)と太幡基力君(4年)は、「注意点を守って立派な成虫に育ててほしい。小さい子たちが喜んでくれてうれしい」と話した。
道の駅での販売では、児童会を中心に有志児童がブースに立ち、学校農園で収穫したジャガイモも店頭に並べる。両日ともに10時から11時半までを予定し、売り切れ次第終了。
これまで収益金は、児童会で検討し、地域の医療機関を応援するための資金やウクライナの支援金としてきた。「今年も地域や社会に役立つ取り組みにしたい」と意気込んでいる。
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カブトムシのプレゼントで園児と交流
2023/7/14掲載記事
皆野町立三沢小学校(𠮷田浩校長)は22日(土)、23日(日)、校内で児童らが飼育したカブトムシを道の駅みなので販売する。児童にとって身近な昆虫を教材とし、地域学習や地域交流、社会体験へとつなげている。
カブトムシの飼育は、学校運営協議会・野澤博美会長の発案で始まった。子どもたちに、自然豊かな地域風土をより深く知ってもらいたいと願い、畑などにいるカブトムシの幼虫を農家から譲ってもらい数を増やしてきた。
飼育施設は、校内の鳥の飼育小屋跡を活用。3、4年生が中心となり、学校運営協議会の協力で世話をし、観察などの学習に役立てている。
カブトムシがさなぎになる直前の5月から6月にかけては、近隣地域の幼稚園・保育園の園児に幼虫をプレゼントしている。
6月5日には、秩父市の山田幼稚園の年長園児が学校を訪れ、児童に手伝ってもらいながらペットボトルを再利用して作った飼育ケースに土を入れ、幼虫を受け取っていた。腰塚美玲さん(3年)と太幡基力君(4年)は、「注意点を守って立派な成虫に育ててほしい。小さい子たちが喜んでくれてうれしい」と話した。
道の駅での販売では、児童会を中心に有志児童がブースに立ち、学校農園で収穫したジャガイモも店頭に並べる。両日ともに10時から11時半までを予定し、売り切れ次第終了。
これまで収益金は、児童会で検討し、地域の医療機関を応援するための資金やウクライナの支援金としてきた。「今年も地域や社会に役立つ取り組みにしたい」と意気込んでいる。