くまがや環境賞を受賞
熊谷市ほたるを保護する会
（熊谷市）

大島副市長（右）から賞状を受ける小柴理事

2023/5/26掲載記事

認定NPO法人熊谷市ほたるを保護する会(柴田忠雄代表理事)が20日、くまがや環境賞を受賞した。

同会は30年ほど前に熊谷市江南地域各所にほたるを自然発生させる活動を始め、生息地の清掃などを続けてきた。活動は実を結び、今では5月下旬から6月にかけて30か所ほどでゲンジボタルの姿が見られるようになった。熊谷市は長年にわたり豊かな環境づくりに貢献したとして『くまがや環境賞』を授与。20日に八木橋百貨店で開かれた表彰式で大島英司熊谷副市長から賞状を受けた同会の小柴清理事は「私たちの活動が認められてありがたい。長年のがんばりが報われ、うれしい気持ちです」と語った。

同会は毎年ほたる発生時期に「ホタル祭り」を開催。コロナ禍で3年連続中止にしていたが、今年は6月3日(土)に熊谷市立江南総合文化会館ピピアをメイン会場に開催する。当日は〝ほたるロード〟と呼んでいる観賞スポット沿いに、地元の小学生が作った300余りのキャンドルを並べるほか、紙芝居や飲食の模擬店などを予定している。時間は18時半から21時半までで、雨天の場合は中止。また、20日から熊谷市江南文化財センター(熊谷市千代329)脇に「ほたる観賞案内所」を設置、6月19日(日)までの19時半から21時に同会メンバーが観賞スポットの案内をしてくれる。詳しくは同会事務局(小柴理事宅) TEL：048-536-1168へ。

地元小学生が手がけるキャンドル（昨年）

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