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2023/4/28 掲載記事

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熊谷市消防本部裏手にある自販機

忘れられぬ味〟再現
もつ煮を自販機などで販売
(熊谷市)

熊谷市消防本部の裏手に、もつ煮の自動販売機が設置されている。販売しているのは市内在住の吉野修さん(47)。子どもの頃からよく食べていた食堂のもつ煮の味が忘れられず、レシピを再現し販売を始めた。

再現させたのは市内大幡地区にあった大野屋食堂のもつ煮。「実家の近くだったので子どもの頃から家族でよく行って食べていました。濃厚でとろみのある、今でも忘れられない味です」と吉野さん。お店は25年ほど前に閉店してしまったが、どうしても食べたくなり閉店から数年後に元経営者宅を訪問しレシピを教えてもらい、自宅の台所で作り続けていた。吉野さんは長年、会社員をしていたが、〝忘れられぬ味〟を多くの人に知ってもらいたいと思うようになり、会社を辞め昨年から販売を始めた。

その特徴から〝とろもつ〟と命名。市内の業者から仕入れた新鮮な豚肉とこんにゃくを、煮崩れしないよう気をつかいながら2日間かけてじっくり煮込む。「お店を出すことも考えたのですが、コロナ禍ということもあり、パック詰めにして販売することにしました」と話す。現在自販機のほか、JAくまがや農産物直売所・ふれあいセンター妻沼店(熊谷市弥藤吾720-2)と箱田店(熊谷市箱田5-9-18)、熊谷駅直結の複合商業施設ティアラ21内の直売所「わくわく広場」などで販売。月2回ほど店頭販売もしていて、次回は4月29日(土・祝)に箱田店、5月4日(木・祝)に妻沼店で予定している。

価格は500g1,200円、250g650円(共に税込)。吉野さんは「もつそのもののおいしさを楽しんでいただきたいので野菜などは入れていません。米との相性が抜群ですので、少々のねぎと七味と一緒にごはんにかけて食べるのがおすすめです」と話す。

読者特典として29日の店頭販売でインスタをフォローすると50円引きとのこと。

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〝とろもつ〟と命名

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MOTSUNI YOSHINO代表の吉野さん(中央)

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埼北よみうり新聞
忘れられぬ味〟再現
もつ煮を自販機などで販売
(熊谷市)

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熊谷市消防本部裏手にある自販機

2023/4/28 掲載記事

熊谷市消防本部の裏手に、もつ煮の自動販売機が設置されている。販売しているのは市内在住の吉野修さん(47)。子どもの頃からよく食べていた食堂のもつ煮の味が忘れられず、レシピを再現し販売を始めた。

再現させたのは市内大幡地区にあった大野屋食堂のもつ煮。「実家の近くだったので子どもの頃から家族でよく行って食べていました。濃厚でとろみのある、今でも忘れられない味です」と吉野さん。お店は25年ほど前に閉店してしまったが、どうしても食べたくなり閉店から数年後に元経営者宅を訪問しレシピを教えてもらい、自宅の台所で作り続けていた。吉野さんは長年、会社員をしていたが、〝忘れられぬ味〟を多くの人に知ってもらいたいと思うようになり、会社を辞め昨年から販売を始めた。

その特徴から〝とろもつ〟と命名。市内の業者から仕入れた新鮮な豚肉とこんにゃくを、煮崩れしないよう気をつかいながら2日間かけてじっくり煮込む。「お店を出すことも考えたのですが、コロナ禍ということもあり、パック詰めにして販売することにしました」と話す。現在自販機のほか、JAくまがや農産物直売所・ふれあいセンター妻沼店(熊谷市弥藤吾720-2)と箱田店(熊谷市箱田5-9-18)、熊谷駅直結の複合商業施設ティアラ21内の直売所「わくわく広場」などで販売。月2回ほど店頭販売もしていて、次回は4月29日(土・祝)に箱田店、5月4日(木・祝)に妻沼店で予定している。

価格は500g1,200円、250g650円(共に税込)。吉野さんは「もつそのもののおいしさを楽しんでいただきたいので野菜などは入れていません。米との相性が抜群ですので、少々のねぎと七味と一緒にごはんにかけて食べるのがおすすめです」と話す。

読者特典として29日の店頭販売でインスタをフォローすると50円引きとのこと。

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〝とろもつ〟と命名

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MOTSUNI YOSHINO代表の吉野さん(中央)