地域の活用を創出
花手水でおもてなし
（行田市）

「忍城」をバックに花手水を撮影

2023/3/10 掲載記事

行田市と行田おもてなし観光局が共催する催し「行田花手水Week及び希望の光」は先月28日、地域の活力を生み出す取り組みとして「ふるさとキラリ賞」を受賞した。

行田花手水は、手水の一面に生花を浮かべたもので、2020年4月から花手水を実施していた市内八幡神社で注目を集めていた。そこで、まちをあげて来訪者をもてなす取り組みとして、同神社周辺施設と協力・連携し、同年10月から八幡神社前の八幡通り沿いで開始。花手水は毎月2週間ほど、神社をはじめ、通りの店先に置かれる。現在は100か所ほどが参加し、場所も拡大。これを目当てに訪れる人たちがカメラやスマホで撮影する様子が見られる。さらに、毎月一夜限定で花手水をライトアップする「希望の光」も開催することで、昼間とは違った景観を演出した。

ふるさとキラリ賞は、1996年から一般財団法人地域活性化センターが主催するイベントに贈られる賞の一つ。行田花手水の取り組みは、地域と協働して行っている点などが高く評価された。同局の富山紀和事務局長は「花手水に使われる花は、各店が自前で用意してくださっているので本当に感謝しかありません。そのおかげで年間を通して、多くの方が行田を訪れてくださいました。今後も花のあふれる町として定着していけるよう、協力していただけるお店を増やしていきたい」と意欲を見せた。

花手水実施期間は、毎月１日から14日まで。11月、１月のみ15日から月末までで、７月、８月は実施しない。
詳しくは同局 TEL：058-577-8442へ。

華やかな花手水

関連リンク

• 行田八幡神社